小阪にあるオール500円のバー「beckon」のマスターかめちゃんと週ひがスタッフが、お酒のお勉強する企画「beckonのカクテルブック」

キューバに自由を！かつてキューバとアメリカの友好を象徴したカクテル「キューバ・リブレ」

週刊ひがしおおさか（週ひが）「今日のカクテルは、キューバ・リブレ。前回のトム・コリンズがジンベースだったのに対して、今回はラムベースのカクテルですね」

マスターかめちゃん（かめ）「コーラとラムをステア（混ぜる）してできるカクテルですね。「キューバ」は中米の国名で「リブレ」はスペイン語で自由。キューバがスペインから独立するときに、共に戦ったキューバ人とアメリカ人の友好の証として生まれたカクテルと言われていますね」

週ひが「今では犬猿の仲なアメリカとキューバが仲良く戦っていたってのは、歴史を感じちゃいます（笑）レシピも、キューバを象徴するお酒ラムとアメリカの象徴コカ・コーラのコラボってことですか」

かめ「コカ・コーラである必要はないんですよ。ペプシでもいいし、店によって使うコーラもラムも様々」

週ひが「あ、コカ・コーラでなくてもいいんですね」

かめ「beckonでは、コカ・コーラを使うのはラムコークです。キューバリブレと似たレシピですが、お酒が好きな人達から『ラムコークと言うからにはコカ・コーラを使うべき』という意見があるので。あと、ラムコークにはより深みのあるダークラムを使いますね」

週ひが「ってことは、キューバリブレで使うラムは？」

かめ「バカルディです」

週ひが「ホワイトラムですね。その辺はこだわりですか？」

かめ「キューバ・リブレは定番のカクテルですから、オーソドックスなレシピで提供したいんですよ。もちろん店によってこだわりが違いますから、うちでキューバリブレを飲んで、美味しいと思った人には他の店でも飲んで欲しいですね」

週ひが「それがお酒を楽しむ醍醐味。歴史の節目に誕生したカクテルを味わいながら、その店の個性を味わってみるのもいいですね」

キューバリブレ　レシピ
1.ラム(バカルディ) 40ml
2.ライム1/8カット
3.コカ・コーラ 適量
4.ステア

店舗データ
会社名：beckon
住所：大阪府東大阪市小阪2−2−9
TEL：06-6782−6644
公式サイト：なし
定休日：日曜日
営業時間：20：00～5：00（日曜日草野球出場時は早期閉店）
駐車場：なし

 文・写真：前田寛文 @MaechanYK