ニュージーランド学生代表(NZU)と関西学生代表の決戦を翌日に控えた4月25日(土)、ベストウェスタンホテル関西エアポートで大阪体育大学による歓迎会が行われました。
ニュージーランドから来た25人の屈強な軍団が、ホテルに到着。昨日までのフランクなイメージとは違って、正装での登場とあって迫力倍増です。この日は翌日の試合に向けて2部錬が実施され、本気モードに切り替わっていることが感じられました。
関西ラグビーフットボール協会坂田好弘会長が出迎えると、WorldRugbyが認定した日本人唯一の殿堂入り選手とあって、NZUメンバーの輪ができます。
会は和やかに進行します。あいさつ、質問、冗談などが飛び交う中、ツアーのつなぎ役である宗像サニックスの藤田タリグ洋一選手がここでも大活躍。TV局の取材でにも駆り出され、完全にチームの一員として機能していることをうかがわせました。
「おいしい料理、お酒。熱烈な歓迎をありがとうございます。しかし明日が試合の我々をどうしようというのですか」
とティミンズコーチがジョークで笑いを取ります。そう、NZUのメンバーはほとんどお酒を飲んでいません。選手たちからは「明日試合だから」と真摯な言葉が。昨日のオフモードではありません。完全に試合モードに入っているのです。
最後に大阪体育大学ラグビー部古場優介キャプテンから、歓迎の言葉が贈られ閉会。
終わったのは21時、関西ラグビーのビックプロジェクトNZU対関西学生代表まで17時間。
パーティーでありながら、すでに戦いは始まっている。緊張感が徐々に高まってきた真剣勝負の場でした。
開催日時:2015年4月26日(日)
※NZU対関西学生代表は14時から
開催場所:東大阪市花園ラグビー場
主催:関西ラグビー協会・毎日新聞社
後援:大阪府、東大阪市、東大阪市教育委員会
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