週刊ひがしおおさかは、スタートから今年で8年。おいしいお店のみならず、イベント、まちづくり、地域活動、スポーツチームなど、多くの情報を発信し東大阪人とともに歩んできました。
そんな、マイペース地域情報サイトに大きなライバルが。全国各地で地域情報を発信することで定評のある「みんなの経済新聞」がついに東大阪に進出。6月1日よりサイトがオープンし、運用開始。

公開されている記事を見ると、どれも弊サイトが取材したかったものばかり。これはやばい！ちょっと先輩風を吹かせておかないと！
ということで、「東大阪経済新聞」の和田京子編集長に突撃インタビュー。編集部のある、クリエイション・コア東大阪南館1階へ、あいさつ代わりのハードタックルをかましに行ってきました。

いきなりまちゼミって、どういうことやねん！

-はじめまして。週刊ひがしおおさかの前田です。この度はサイトオープンおめでとうございます。

和田　こちらこそ、告知にご協力(サイトオープン時に週ひがTwitterとFacebookで勝手に告知してた)いただきましてありがとうございます。

-いや、ちょっと先輩風を吹かせただけです。

和田　そうだったんですね(笑)なんにしても、立ち上げて間もないですから助かります。

-オープンは6月1日でしたが、いつ頃から活動されていたのですか？

和田　ゴールデンウィーク前からです。ネットで調べたり街を歩いたのはもう少し前からですね。

-東大阪でお仕事されるのははじめてですか？

和田　そうです。これまでは8年ほど梅田経済新聞の編集長をしていました。

-梅田というと、関西随一の商業地です。東大阪とはかなり趣きが違います。戸惑われたこともあるかと思いますが。

和田　梅田に比べるとプレスリリースは少ないですね。でも、街を歩いてみるとネタがたくさんあるなとは思いました。

-東大阪でもやっていけると。

和田　梅田の時は商業施設を中心に来街者を意識したサイト作りをしていました。でも東大阪では地元の方にも読んでもらえる記事を意識したいですね。

-そもそも、どうして東大阪なんでしょうか。

和田　弊社・株式会社エクスの本業は製造業に特化した生産管理システムを開発するIT企業。製造業のまち東大阪を盛り上げたいう社長の思いを受けて、はじめました。

和田京子編集長。終始笑顔で答えてくださいました。

-サイトをオープンされて、東大阪の特徴は何か感じられますか。

和田　商店街に活気があるなと思いました。あと、問題点をしっかり問題だと思って、何とかしようとしている人が多いですね。若い方がまちづくりされているのを見て「すごいな」と。私たちもそんなまちづくりにしっかり参画できるようにならねばと思います。

-ということは、住んでいたり働いていたり、在学していたりするいわゆる「東大阪人」に向けた記事を意識されているんですね。

和田　地域の方にも読んでいただきたいですし、東大阪に集結しているナレッジや面白い人のニュースを全国に向けて発信していきたいとも思っています。経済新聞と名前についていますので、記事を読まれた方が東大阪に来て消費することで活性化の役に立てればとの思いも強いです。

-その辺りが、週刊ひがしおおさかとの違いなのかもしれません。うちは全記事「東大阪人をいかに笑わせるか」というスタンスです。

和田　あー、みんなの経済新聞はクスっと笑ってもらえる記事が多いです(笑)

-どちらにしても、良いニュースを配信するのが楽しいですもんね。

和田　東大阪経済新聞を始めとするみんなの経済新聞グループのモットーは「ハッピーな記事」です。一般紙って事件や事故など暗いニュースが多いじゃないですか。明るい記事で、東大阪をより盛り上げたいですね。

-なるほど、なんとか住み分けできそうでよかったです。今日はお時間いただきありがとうございました。

和田編集長が取材に訪れたら、みんな協力しよう！

和田編集長は、梅田経済新聞を立ち上げから、絶大な支持を受けるサイトに育てた張本人。大阪の都心部で地域メディアを運営してきた編集長が東大阪でどんな情報を発掘してくれるのか。
生意気な後輩をシメに行ったくらいの勢いでインタビューに乗り込んだ週ひがでしたが、お話しているといつの間にかとても明るく感じてしまいました。

文・写真：@MaechanYK

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