2月3日は節分。東大阪いえ日本中が豆をまきました。「鬼は外、福は内!」と。ところが豆をまかない節分が、東大阪しかもあの枚岡神社にあるというのです。豆をまかないってどういうことだ?
週刊ひがしおおさか、総力をあげて調査してきました。
やってきたのは、日本有数の格式の高さをほこる河内一ノ宮・枚岡神社。
到着した我々は「少しお参りを」と、境内を進むと賽銭箱の横に見えたのは
「節分の豆は、こちらの箱にお入れ下さい」
え?入れるの??僕が???
枚岡神社の節分祭は、参拝者が家族全員の歳の数の豆を、袋に包んで奉納するといったスタイル。※豆は参拝者が持参します
ということで、弊社カメラマンH氏が早速体験。
うっかり、豆の袋を底から開けてしまったH氏。お賽銭は、袋の中に入れてはいけません。賽銭箱へ。
袋はなんでもいいということで記者は、弊社企画の「初心者のためのラグビールールガイド 奪って走ってトライ!」に43個包みました。
節分祭と聞くと、豆をまいて、それをつかんで当たりがあって…といった光景を想像し、一風変わって見えるこの風習。どんないわれがあるのだろう。
枚岡神社の皆さんにお聞きしたのですが、どなたも「実はわからないんですよ」とおっしゃいます。いつから、なぜ、どんな理由で豆をまかないのか、全くわからないそう。
「この辺りでは、ずっとこうなんですよね」と。
そんなユニークな節分を体験した後は、一連の節分祭を堪能します。
願い事を書いた庭上灯を、
石段に並べてもらえたり、
石段下まで続く長い行列に並んで、
厄除けぜんざいorきなこ餅をいただいたり、
普段は入れない本殿で献燈し、
祈祷木焼納祭を見て、
湯神楽を最前列で拝見して、
びしょ濡れになったり、
魔除けの笹を頂いたり。
盛りだくさんの節分祭は、さすが枚岡神社と感銘を受ける、奥の深さ。幾重にもなった日本の伝統を感じ、地域の歴史を実感し、長い時の流れと、受け継いできた人々のエネルギーを体験しました。
地元にある、他にはない節分祭。今年体験できなかった人、この記事で知った人は今すぐスマホのカレンダーに登録を。来年の節分は、ぜひ枚岡神社へ。
■枚岡神社
住所:東大阪市出雲井町7-16
電話:072-981-4177
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