4月14日(土)、東大阪市近畿大学のEキャンパスグラウンドで2018関西学生代表セレクションマッチが行われました。
関西ラグビーフットボール協会が、毎年結成している関西(と言ってもラグビー的には静岡から山口まで)の大学生の代表チームです。
近年定期的に試合が行われ、昨年はニュージーランドに遠征。今年はニュージーランド学生代表と5月3日に対決します。
今までも、選ばれたメンバーからは多数のトップリーガーが誕生する「スーパースターへの登竜門」なのです。

で、その選考方法は関西特有。普通、サッカーの日本代表とか野球の侍ジャパンでも、ある日「この人達でーす！」って発表されるでしょ？
関西学生代表は、必ず選考試合（セレクションマッチ）を行うのです。
この日も候補に選ばれた59人(※参加できない選手も何人かいました)が集結。3チームに別れて、黄色、白色、青色に分かれて、代表を賭けた戦いに挑むのです。

でもさ、ちょっと考えてくださいよ。ラグビーは当たり前だけど、チームスポーツ。15人がグラウンドの上に立ち、トライを奪うために連携していく。チームプレーが基本中の基本です。
が、今回はそればかりじゃダメ。自分の能力を、セレクターにしっかりアピールしなきゃいけない。普段、生活をともにしている仲間とは違うメンバーと、その日作ったチームでプレーして自分の力を出して、トライに繋げなければならない。
ちょっと考えただけでも難しい！

そんな見ている側の危惧も選手たちには小さなことなのか。出てくる選手はみな、無心で一生懸命！絶対にこのチャンスをものにしてやるって気迫がみなぎっているのです。

いつもならここで試合の戦況を書くのが週刊ひがしおおさか的ではありますが、この試合はセレクションマッチ。Youtubeでも中継していましたし、今回は輝いていた(と感じた)選手たちを紹介したいと思います。

近畿大学・石橋尚也

スクラムを組む石橋選手。当たりの強さだけでなく、ランニングセンスも抜群でした。

近畿大学・山田聖也

さすが、近畿大学BK陣の要！センスとスピードはこの日も光っていました。

摂南大学・岡田翔

この日最後のトライを奪ったの、摂南大学のこの人！関西セブンズでも大活躍で、関西学生代表も射止めるか？！

えー？他にもいい選手いたよ？とお思いの皆さん。
関西学生代表は「近いうちに発表する」とのこと。
みんなで↓の映像を見て、どの選手が選ばれるか予想してみましょう。
ラグビー観戦力がつくかもよ？