知ったか!第98回高校ラグビーダイジェスト 12月30日(日)2回戦 大阪桐蔭・常翔・報徳・京都成章の近畿勢が大暴れの巻

12月30日(日)、3日目を迎えた第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会。
2回戦の今日は、第1~3グラウンド合わせて今大会最多の16試合が行われました。ひえ!
1日め12月27日(木)のレポートはこちら
2日め12月28日(金)のレポートはこちら
初心者のあなたも、「観戦してないけど知ったかぶりたい」というあなたも、読めば知った気になれるラグビーダイジェスト。
今回のポイントは「近畿勢、強かったね。大阪朝高はダメだったけど」です。

大会3日目(12月30日)のトピックス

・京都成章、1回戦に続けて完封勝利。未だ無失点で3回戦へ。
・近畿勢対決となった報徳学園vs大阪朝高。ボールを動かした報徳学園が快勝。
・Aシードの常翔学園が登場。67-0で快勝発進。
・今日から会場前でスープの無料提供がはじまる。今日はわかめスープとココアでした。
・「Rugbyバルスタンプラリー2ndステージ」のチラシが会場で撒かれる。すぐになくなる。

めっちゃんこ寒かったYO!わかめスープで温まるホッケー梶間。

全試合ダイジェスト

◆第1グラウンド
関商工 3-69 東福岡
前半3-26

優勝候補の東福岡と、1回戦を大差で勝ち抜いた関商工の対戦。東福岡は序盤からエリアを広く取って相手を翻弄し、前半4トライをあげる。ただ、動きが固くパスミスを連発。
関商工は相手のペナルティを利用し相手陣でプレーするが、PGでの得点に留まる。
後半でようやく体が動くようになった東福岡はさらに点を重ね、結果大差での勝利となったが、課題が残る試合となった。

八幡工業 24-14 城東
前半10-7
是が非でもベスト16に進みたい両チーム。先制は城東のFWでのプレーからだった。
前半17分にペナルティをピックし突進すると粘り強く攻めてグラウンディングに成功する。
八幡工業も反撃する。22分にラックサイドを押し込むと終了間際にPGを決めて10-7で折り返す。
後半も八幡工業が優勢。ラックから10大林がパスダミーでトライ。城東はチャージから6伊藤がトライを返すが、ここまで。24-14で八幡工業が1月1日へのきっぷを手に入れた。

國學院栃木 28-12 日本航空石川
前半28-12

フィジカルで勝る國學院栃木がFWで攻め勝利。
7-7で迎えた前半24分、國學院栃木は敵陣ゴール直前のラックから3藤倉が中央に押さえて勢いをつける。後半では相手陣でプレーし得点するが、シンビンで1人ぬけると日本航空石川が反撃。日本航空石川は留学生の8アサエリにボールを回し、追いかけるが及ばず。3回戦に駒を進めた国学院栃木は、展開ラグビーを得意とする報徳と激突する。

 

報徳学園 50-29 大阪朝鮮
前半29-10

一体どちらが強いのか。ノーシードながら久しぶりに全国に帰ってきた大阪朝鮮と年々強くなる報徳学園の一戦は第1グラウンドに大観衆を迎えてスタートした。先制は大阪朝鮮・12リスンシンが絶妙のボディーコントロールを見せてグラウンディングする。しかしそれ以後は報徳学園のペース。有機的にリンクする高速BKが11分、16分、17分、23分にトライを積み上げ前半終わって29-10とする。
しかし後半は互角。一旦43-10になり試合が決まったかに思われたが、大阪朝鮮は12リスンシンを中心に試合を作ると怒涛の追い上げを見せる。終わってみれば50-29と点差は広がったが、最後まで熱い好ゲームだった。

静岡聖光学院 12-17 黒沢尻工業
前半5-12

1回戦、高鍋と好ゲームを演じた静岡聖光学院と、岩手県勢初のシード校となった黒沢尻工業が対戦した。
先制したのは黒沢尻工業。15手束がキック処理から相手チェイスが薄いと見ると、自らステップで70m走り抜けトライを奪い0-7幸先の良いスタートとなる。
前半22分、静岡聖光学院がラックを押し込んでトライを奪うと5-7とする。
お互い1トライずつ奪い、12-12。同点で迎えた後半25分に黒沢尻工業が敵陣22mライン上でマイボールラインアウトを得る。
クリーンにキャッチしモールを組むとインゴールへ一直線。静岡聖光学院がモールディフェンスに人数をかけると、すぐに6北田がサイドからグラウンディングして12-17。黒沢尻工業が苦しみながら3回戦に駒を進めた。

◆第2グラウンド
新潟工業 0-27 茗溪学園
前半0-12

よく見えている茗渓学園。試合開始早々、ラインアウトからアタックでディフェンスのギャップを見つけると12大森がラインブレイクしトライ。23分には新潟工業陣内22m内で13牧野がパスダミーからトライを奪い、前半を0-12で折り返す。
後半も茗渓学園はスペースを見つけ、能力の高いBKが走り込みディフェンスの穴を突いてトライを積み上げていく。0-27で茗渓学園がミカラを見せた。
新潟工業もよく守ったが、BKの動きについていけなかった。

長崎北陽台 71-0 鹿児島実業
前半38-0

長崎北陽台が試合を通して格の違いを見せる。前半2分、ゴール前スクラムから右に回し15山口でトライを奪うと、4分にもターンオーバーから速攻でトライ。9分には8山添がディフェンスを突破してトライを奪うなど、前半だけで6トライ38点。大量リードで折り返す。
後半も引き続き長崎北陽台のペース。8山添、11田中、15山口が起点になりトライを量産する。
終わってみれば71-0。ディフェンスでも鹿児島実業にほとんど前進させずに完封した。

札幌山の手 17-53 中部大春日丘
前半12-26

強力な留学生を要する札幌山の手が、Bシード中部大春日丘に挑戦する。
いきなり魅せたのは中部大春日丘。相手ゴール前のモールから9岡本がアタック。パスダミーを1つ入れて、15阿曽へオフロードパスをつなぎトライを奪う。0-14で迎えた15分、12堂薗が左から右へ大きなキックパス。待っていた14高橋がキャッチし右隅にグラウンディングし5-14とする。その後も前半は取りつ取られつで12-26。2トライ2ゴール差で折り返す。
後半に入り札幌山の手が先にトライを取るも、その後は中部大春日丘がモールを中心に本領発揮。17-48で完勝した。

新田 14-33 玉島
前半14-14

ノーシード同士の対決。前半4分、新田8加藤が22m上のラックに走り込みラインブレイク。そのままインゴールへ走り込みトライ。さらに20分には敵陣深くのスクラムからボールを繋いで6平田が力でトライを取りきり、14-0とリードする。
しかし玉島のディフェンスが新田を止め始めると、新田は劣勢に。25分、30分に玉島がトライを奪うと14-14で前半を終える。後半は玉島のペース。7分にモールでトライを奪うと、15分、23分にもスピードを活かしてトライを奪い、14-33で玉島が勝利した。

大阪桐蔭 86-7 土佐塾
前半53-0

全国屈指の強豪でAシード・大阪桐蔭に、四国屈指の進学校・土佐塾が挑む。
大阪桐蔭は、キックオフのボールを受けると14芦塚が土佐塾のタックルを2つ外してビッグゲイン。フォローした11野村に渡し、ノーホイッスルトライを奪う。
その後も土佐塾は大阪桐蔭のランニングスキルとスピードについていけず、前半だけで9トライ53点を献上する。
後半も大阪桐蔭ペース。4分、11分、16分にトライを上げて72-0となった後半19分。土佐塾は乱れたボールを確保した9松岡から10松原に渡ると左前方へショートパント。13下村がボールを取ると一旦ラックを作り、12小谷が大阪桐蔭のディフェンスをかいくぐりトライ。土佐塾が一矢報いて花園を去った。

◆第3グラウンド
常翔学園 67-0 桐生第一
前半36-0

初出場ながら初戦を100点ゲームで勝ち上がってきた桐生第一が、全国制覇5回の強豪・常翔に挑む。
開始早々から強さを見せたのは常翔。前半2分、スクラムからアタックすると強い体感を見せつける。タックルを受けても倒れず次々につないで、8石田がトライ。その後も出足の良いディフェンスで桐生第一のアタックをどんどん後ろに下げていく。プレッシャーで相手にミスが出ると見逃さず、ボールの近場を攻めて前進しトライラッシュ。前後半合わせて11トライの猛攻を見せた常翔が大勝した。

石見智翠館 22-7 尾道
前半12-0

石見智翠館の洗練されたアタックが光る。前半9分、FWがゴールライン前で連続攻撃からトライを奪うと、22分には10落が敵陣右奥にキックパス。14高橋からフォローした13佐藤へ回してトライを上げると12-0でリードを広げる。
尾道も後半5分に15髙武がスピードを活かしてトライを返すが、結果的に反撃はこの1本のみ。
石見智翠館はその後も、スクラムからの8-9プレーやディフェンスの後ろを通すパスなどで尾道を翻弄。
4つのトライ全てを違う形で奪い、22-7で快勝した。

桐蔭学園 67-7 大分舞鶴
前半31-0

互いにセカンドジャージで挑んだ一戦。優勝候補の桐蔭学園が圧倒的な力さを観す。
試合開始5分、15がビッグゲインを見せゴール前へ。すぐに12が拾い上げてトライ奪う。
9分には11が残り30mを2つのタックルを外しながらインゴールへ走り込みトライを上げる。
その後も着々とトライを量産する桐蔭学園。
大分舞鶴は後半6分にモールで1トライ返すも、それ以外は沈黙。桐蔭学園は後半に大幅にメンバーを入れ替えたが、全く変わらないパフォーマンスで計10トライ。67-7で今大会をスタートした。

早稲田実業 0-53 流通経済大柏
前半0-29

シード校、流通経済大柏が早稲田実業に圧勝する。
前半5分、流通経済大柏10家村が早稲田実業のタックルを受けながら前進。ゴール前まで迫ると1作田がフォローしてトライ。その後も立て続けに流通経済大柏が3トライを奪い0-29で折り返す。
後半に入りすぐ、早稲田実業がトライ目前まで迫るもノックオン。こぼれ球を流通経済大柏は拾いつなぐ。11當眞が左隅にトライかと思われたが、早稲田実業11三浦が見事なタックルでタッチへ。
その後も流通経済大柏の猛攻を再三早稲田実業がしのぐが、後半20分から流通経済大柏が計4本のトライラッシュで0-53。
流通経済大柏の走力が早稲田実業を上回った。

佐賀工業 0-33 京都成章
前半0-21

シード落ちした京都成章が意地をみせる。前半6分ハーフウェイライン付近の密集でターンオーバーすると、9片岡からロングパスを11南部へ通すと独走。ディフェンスを全て振り切って先制トライを上げる。
14分にモールで2トライ目を奪うと、3トライ目は再び11南部の走力が光る。今度は緩急を着けながら、一人二人を抜いて50mを走り切ってトライ。前半を0-21で折り返す。
後半も11南部の独壇場。8分、自陣22m内でパスを受けた南部はそのまま2人を交わすともう誰もいない。約80mの独走トライで0-26と試合を早々に決定づける。
佐賀工業は自慢のBKを封じ込められて、ラグビーをさせてもらえなかった。

天理 43-5 岡谷工業
前半38-0

アタックでもディフェンスでもプレッシャーをかける天理が岡谷工業の動きを封じ込める。
前半3分、天理が敵陣深くのラインアウトからモールを押し込んでトライを奪うと、前半だけで6トライ。岡谷工業もスクラムで天理ボールをターンオーバーするなどいいプレーはあるが、要所でペナルティを犯し、アタックがつながらない。
後半は岡谷工業のディフェンスが改善し、タックルでノックオンを誘発するなど、徐々に岡谷工業のペースで試合を作っていく。
43-0で迎えた後半19分。ようやく岡谷工業がラインアウトからドライビングモールでトライ。競合相手に後半はイーブンで試合を終えた。

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MaechanYK東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、もうすぐ10年。
もっともっと影響力を持ったサイトにしていきたいです。

好きなモノ:近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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