セカンドステージが終わり、週ひがが気になった近鉄ライナーズの選手にインタビューをする「ノーサイド！トップリーグ」。

最終回の第3回は、高忠伸選手です。入団8年目、頼れるフルバックとしてチームに貢献し、ドコモ戦ではMOMを獲得しました。 

高選手、私服で登場！レアです！

ー高選手、よろしくお願いします。セカンドステージを通して、いかがでしたか？MOMを取ったドコモ戦では大活躍でしたが。

高　結果が出なくて悔しいです。自分としては一つの試合にこだわるのではなく、試合によって大きな波を作らないように日頃から気合を入れているので、そういう意味では今シーズンしっかりできたかなと。

ーおお・・・ストイックですね。今シーズンで、一番ベストな試合ってどれでしたか？

高　ないんですよね(笑)毎回そうなんですが。

ーええ、そうなんですか！？てっきりドコモ戦かと思いました。同点に追いつくトライをあげ、さらにロスタイムの逆転PGという快進撃でしたが。

高　PGは簡単だったし、緊張しなかったです。普段と変わらないようにプレーすることの方が大事ですね。

ーいつも通りにすれば、自ずと力を発揮できるということですね。そのために普段から気をつけていることってありますか？

高　コンディションを整えることですね。私生活も含めて。食事や睡眠、休み方などバランスをとりながら自分のコンディションと相談して、試合に向けて調整してます。 

「ラグビーをやってて良かったと、毎日思います」と高選手。

ープライベートまで手を抜かないんですね。話はそれるんですが、高選手のツイッターを拝見していると食に関するツイートがけっこう多い気がします。

高　食にはけっこうこだわってますよ。自炊もしてます。味噌汁とか塩サバとか、一週間同じものでもいける方です(笑)

ーそうなんですか！意外な一面です。意外といえば・・・最近知ったんですが、近鉄で一度キャプテンを経験されていたことがあるそうですね。

高　はい、そうです。

ー2009年にIBMから近鉄へ移籍。移籍してきた選手がキャプテンを務めることは珍しいですが、なぜ任されたんだと思いますか？

高　自分でもなぜかは分からないですが、ハッキリ物事を言うタイプだからというのはあるかも。現キャプテンの豊田選手にも、「全然あかんな！」って言ったりしますし（笑）

ーキャプテン経験者として何かアドバイスされることもあるんですか？

高　「こうした方がいい」としょっちゅう言っていますが、彼は彼なりのキャプテン像を追い求めてほしいですね。

ー頼れる兄貴的ポジションの高選手ですが、試合でもフルバックとしてディフェンスの最後の砦を担われています。高選手の堂々としたプレーに、いつもワクワクしています。 

素早いスピードで走り抜ける高選手。

高　ありがとうございます。なかなか言葉じゃ言い表せないんですが、選手としての理想があります。そこに向かう毎日の過程と自分が今までやってきたこととの比例が、今の自信につながっていますね。

ーなるほど。今までがあるからこその自信ですね。高選手、今日はありがとうございました！

お姫様抱っこのコーナー。フルバックも、やっぱり力持ち！

どこまでもストイックに理想を追い求める高選手。チームの柱として、さらなる活躍に期待です。

さて、「ノーサイド！トップリーグ」は今回で終了。トップリーグはノーサイドですが、残りのワイルドカードをお楽しみに。最後のノーサイドまで、応援しましょう！GOGOライナーズ！

文・写真：@mihorobot

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