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高井田ものづくり体験塾
2008.11.05 「高井田モノづくり体験塾」について「高井田まちづくり協議会」の泉さんにお話を伺いました
 10月16日付けのニュースでも取り上げましたが、高校生が高井田の町工場に体験弟子入りをする企画「高井田ものづくり体験塾」が11月9日より開始されます。
 現在の子ども達は、モノを作ることにも、仕事をすることにもほとんど接しないまま学校を卒業し、社会へ入ってきます。基本的なものづくりに対する関心の薄さや自分と社会の関わりについて認識できていない若者の増加が、東大阪の、技術立国日本の立場を危うくしているとも言われています。この企画はそんな負の現状を打開する可能性を秘めていると言っても、過言ではありません。
 今回はその「高井田モノづくり体験塾」について、主催である「高井田まちづくり協議会」の泉さんにお話をうかがいました。
Q.週刊ひがしおおさか:よてむく
A.高井田まちづくり協議会:泉さん
まず体験塾を開くに至った経緯をお教え下さい
 平成16年より「高井田まちづくり協議会」にて住工混在の問題に対し取り組んできました。その過程で、高い技術を持つ方が徐々に少なくなっている現状を感じ、今年5月国土交通省に今回の体験塾を提案、認可されました。
今回の体験塾の狙いはどのような所にあるのでしょうか
 技術を学んでもらう、と言うのは実質2日間では難しい部分もあるので、職人の持つ技術に触れ、思いを感じ、心意気に接してもらいたいと考えています。
 また地元の高井田地域の方に「こんな事をやっている」と知ってもらい、「ウチの地域は実はすごい」と感じてもらう、「地域の精神的活性化」にもつながればと考えています。
今回塾生を募集されるにあたっての具体的な告知活動はそのようにされましたか
 前述の「高井田まちづくり協議会」にて告知募集案内を4000部作成しました。東大阪市の高校については案内を持って校長先生に挨拶にうかがい、八尾市、大阪市の高校については郵送にて案内をしました。また追加で大学生に向けての告知も行いました。
 加えて10月20日より高井田まちづくり協議会のホームページを立ち上げました。
現時点(11/05)での体験塾の応募状況についてお聞かせ下さい
 高校生が8人、大学生が5人、合計13人です。
塾生と企業のマッチングはもうおすみでしょうか
 11月9日のオリエンテーションにて行います。
将来的展望についてお聞かせ下さい
 まずは来年以降についても継続して開塾出来るようにしたいと思っています。また体験塾でモノづくりに接した高校生が、体験した現場への就職につながることも期待しています。
 もう少し大きな話では、現時点で東大阪及びその周辺地区の高校生に対する体験塾ですが、全国の高校生が体験する塾に出来たらと考えています。
 大変お忙しい中インタビューにお答えいただきました泉さんに感謝いたします。
 いかがでしょうか。「地元を元気にしよう!」と言う気持ちが伝わってきませんか?
 特に僕は「高井田で『こんな事をやっている』と知ってもらいたい。」と言う泉さんの言葉に共感しました。今の社会って身近なことが一番見えにくくなってます。
 と言うことで、もし可能ならば、次回も高井田モノづくり体験塾についてレポートしたいと思っています。

用語解説
*住工混在
 個人の住宅と企業の工場が同地区に存在し、音や臭い安全などについて摩擦を起こす問題。元々中小企業とその工場の集積地域だった地区が、80年代の地上げ、90年代のバブル崩壊の影響で廃業もしくは移転した工場跡地に、マンションや分譲住宅が建設されたことにより顕在化してきた。
ご意見、ご感想、事実誤認などありましたらyote@w-higa.comまでメール下さい。またニュースブログのコメント欄を活用していただいても結構です。
 また過去の記事はこちらでご覧いただけます。
週刊ひがしおおさか 編集長よてむく