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【前乗りライナーズ】完全アウェーな柏の葉で空気を変えろ!入れ替え戦に向け勝ち星を落とすな
5月2日(土)、花園近鉄ライナーズはNTTジャパンラグビーリーグワン2025-26 ディビジョン2 第13節に挑む。
相手はNECグリーンロケッツ東葛。会場は柏の葉公園総合競技場、14:30キックオフだ。

前節のブルーシャークス戦。今シーズン、花園では初黒星となった。
12試合を終えてライナーズは10勝2敗、勝点44で首位。豊田自動織機シャトルズ愛知と勝点で並んでいるが、勝利数で上回っている。グリーンロケッツ東葛は6勝6敗、勝点30で4位。順位だけを見ればライナーズが上。
しかし、ここで簡単に勝てると思うと命取りになる。
前節、ライナーズは花園で清水建設江東ブルーシャークスに19-29で敗れた。首位チームとして痛い黒星。しかもホーム花園での敗戦だ。
だからこそ今節は、ただ勝つだけでは足りない。シーズン終盤そして入替戦へ向けて、どう立て直したのか、どこを修正したのかを見せたい80分になる。
一方グリーンロケッツ東葛は前節、日本製鉄釜石シーウェイブスに37-24で勝利。きっちり勝って、柏に戻ってくる。

花園開幕戦でのグリーンロケッツ東葛戦は40-10で勝利したが、リーグ終盤、両者の立ち位置は大きく異なる。
今回は相手にとって大きな意味のあるホストゲームとなる。
来季よりJR東日本への譲渡が決定しているグリーンロケッツにとって、40年の歴史に幕を閉じる最後のホストゲームとなるからだ。
試合終了後に記念セレモニーもあれば、AKB48も来る。さらに後藤輝也選手がこの試合で100キャップを達成する。意味しかない。空気は完全にアウェーだ。
ライナーズが前節の負けを引きずりムードに飲まれるか、それとも燃料に変えるのか。相手の記念すべき日に、そこを試される試合だ。

東日本大震災復興祈念試合だった3月7日の釜石シーウェイブス戦。自分たちのペースに持って行けず、相手の気迫に負けた。
花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰リーグワンに所属するライナーズは、一昨季にディビジョン1から降格。昨季はディビジョン2を2位で入替戦に進むも、あと一歩で昇格を逃した。
今季はここまで首位。数字だけを見れば順調だが、シャトルズ愛知と勝点で並んでいる以上まったく気は抜けない。ここで落とせば、最終節の直接対決にかかるプレッシャーは一気に増す。
だから今節は、首位らしく立て直すための試合である。
NECグリーンロケッツ東葛とは
千葉県柏市をホストエリアとするチーム。今季はここまで4位につけ、ディビジョン2の中位争いを続けている。
警戒したいのは、前に出てくる力と、サイズのあるFW陣。4番ローリー・アーノルドは208cm、5番エドワード・アナンデールは200cm。
ラインアウト、キックオフレシーブ、接点。高さと重さを使って、ライナーズのテンポを止めに来るはずだ。
ライナーズとしては、そこで受けないこと。前で負けない。反則で陣地を渡さない。相手の良い時間を短くする。
それができれば、リボックを中心に攻撃の選択肢は一気に広がる。

ライナーズメンバー
1 井上 優士
2 福井 翔
3 ラタ・タンギマナ
4 ミッチェル・ブラウン
5 サナイラ・ワクァ
6 パトリック・タファ
7 野中 翔平
8 アキラ・イオアネ
9 藤原 恵太
10 マニー・リボック
11 片岡 涼亮
12 ステイリン・パトリック
13 ピーター・ウマガ=ジェンセン(C)
14 木村 朋也
15 丸山 凜太朗
16 金子 惠一
17 岡本 慎太郎
18 文 裕徹
19 ライノ・ピータース
20 梅村 柊羽
21 河村 謙尚
22 バーガー・オーデンダール
23 岡村 晃司
(C)…キャプテン
今節の焦点は、かなりはっきりしている。「前で我慢して、外で仕留める」ことだ。
ライナーズのBKには、決め切れる選手が並んだ。長期離脱から復帰した11片岡涼亮をはじめ、14木村朋也。中央には12ステイリン パトリックと13ピーター・ウマガ=ジェンセンで強く前へ出る。ミドルで勢いをつける想定だ。リザーブには本来CTBである岡村、SHである河村をWTB的に使うオプションも用意した。
ただし、外の選手が輝くには前の土台がいる。スクラムで後手を踏まない。ラインアウトで乱れない。接点で一歩前に出る。相手の防御ラインを少し下げる。そこまでできて、初めて外のスペースが生まれる。
10リボックの選択肢を増やすためにも、まずはFWが前で踏ん張らなければならない。
一番のポイントは、前節の敗戦をどう修正したかだ。
「先週は相手の22メートルの中に入って、失うシーンがたくさんありました。 堅実にプレーすることが今週のテーマ」と、太田春樹監督は振り返る。
柏の葉で見たいのは、派手なラグビーだけではない。まずは我慢、そして仕留める。それができればライナーズはまた前へ進める。
注目選手
11 片岡涼亮

戻ってきた鋭い眼光。
長期離脱から、満を持して復活。
「シーズン中の復帰は正直あまり望めず、最後はみんなと練習できたらくらいだったんですが。メディカルスタッフが毎日リハビリとケアをしてくれたおかげで、焦らず早く復帰することができました」と感謝を述べる。
外で待つだけの選手ではない片岡。今節のライナーズには、片岡のスピードと判断が効いてくるだろう。
特に注目したいのはリボックとの距離感だ。ボールが大きく動いた瞬間、片岡がどこにいるか。ここは試合の流れを変えるポイントになる。
アタックは言わずもがなだが、ディフェンスにも期待は高まる。
「前に出てボールを取り返すところまで、しっかりチームのシステムの中で自分の強みというのを出せれば」と闘志を燃やす。
2 福井翔

花園開幕戦で見せたあのプレーをもう一度。
前回のグリーンロケッツ東葛戦で、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれている福井。今シーズンは総合力の高さが評価されている。
HOはやることの多さに比例して、失敗すればすぐに目立つポジションでもある。セットプレーもフィールドプレーもできる器用さを武器に、試合を締めたい。
福井のスローが安定すれば、ライナーズは落ち着く。セットプレーから良いボールが出ればリボックもBKも前を向ける。良いボールを繋ぐための要となる。
14 木村朋也

現在トライ王独走中。木村13トライ、その下にグリーンロケッツ後藤が9トライと続く。
前回のグリーンロケッツ東葛戦では、前半4分に先制トライ、後半17分にもトライを奪った。相性という言葉で片づけるには早いが、少なくともこの相手に対して木村はすでに結果を出している。
木村の良さは、最後に取り切るところだ。
大外で待つだけではなく、相手の目線がズレた瞬間に走り込む。ライナーズが前で勝てば勝つほど、木村のところにチャンスは来る。
接戦になれば、1本のトライが試合を決める。その1本を取り切れる選手が、木村朋也だ。片岡との両翼で、さらに羽ばたいてほしい。
前節の敗戦で、ライナーズはもう一度問われている。
本当に首位のチームなのか。入替戦へ向かう準備はできているのか。
柏の葉で必要なのは、きれいな80分ではない。強い80分だ。
監督・選手インタビュー
太田春樹監督

Q.先週の負けを踏まえて、今週重きを置くところは。
先週は相手の22メートルの中に入って、失うシーンがたくさんありました。ボールの扱いであったり、 堅実にプレーすることが今週のテーマです。
Q.片岡選手が戻ってきました。
ランニングもそうですし、ディフェンスもですが、彼が復帰するにあたって非常に努力を続けてきた選手。肩をけがしてたんですけど、先週の練習でコンタクトで自信があるプレーを見せ続けてくれたので、彼の実績も含めて信頼しているプレーヤーです。
Q.片岡選手にどういうことを期待していますか。
もちろん、トライするところがまず1つ。あとはディフェンスであったり、思い切ってプレーする姿勢。そういうところがチームに影響を与えてくれると思います。
ラグビーに取り組む姿勢など、そういうところを80分出してしてほしいですね。
Q.木村選手、林選手が結果を出している中で、このタイミングで片岡選手が戻ってきたことの意味は大きいのでは。
とても大きいですね。入替戦含めて残り4試合ですが、期待値の高いプレーをしてくれたので彼を選択したという状況です。チームにとっても彼の頑張りが実っているというのは、非常に良いメッセージになります。
Qグリーンロケッツは次戦へかける思いが強いですが。
グリーンロケッツとしても大事な一戦であるというメッセージをチームには出していますが、あまり意識しすぎることなく、自分にフォーカスすることを一番大事に。
Q.ディフェンスが課題ですが、今週取り組んできたところは。
ゴール前のところですね。ゴール前のディフェンスを中心に、今週取り組んできました。相手が 22m内に入ってチャンスを与えないように。
Q.リザーブにWTBが入ってないですが、戦略は。
岡村、河村をWTBに。どちらかというとCTBを厚くしたプランです。ミドルで勢いをつけることがひとつ。あとはウマガ=ジェンセンも試合が続いており、前節の怪我も含めてもし仮に怪我が出た場合に強いCTBを置いておくということです。
福井 翔 選手(HO)
Q.ラインアウトの手応えは?
手応えはあります。フッカーのスローもそうですし、リフターもジャンパーもかみ合わないと、ラインを取れないので、それがどんどん合ってきていて良い形になってきていると思います。
Q.残り2試合で、もう入れ替えに向けて勝つしかない状況ですが、どういう風にチームに貢献していきたいですか。
まずはフッカーとして、スクラムとラインアウトのセットプレーを安定させて、フィールドプレーは人一倍動いて、タックルして泥臭いプレーをしたいなと思います。
Q.グリーンロケッツの印象は?
フォワードが大きくて、前の試合も、フォワード対決が激しかったなという印象です。そこで一歩も引かずに、バックスにいいボール出せたらと。しっかり体を当てて頑張りたいです。
ライナーズの試合の日の夜はライナーズspace
ライナーズの試合の日はもちろん「ライナーズspace」です。ラジオ感覚で皆さんお集まりください。
5/2(土)22:00〜
試合の日はライナーズ反省会
グリーンロケッツ東葛戦を振り返ります。https://t.co/exw3wMmfdA#花園近鉄ライナーズ— 週刊ひがしおおさか⚡️(第1・3月情報ノーサイド) (@w_higa) May 1, 2026
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