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【前乗りライナーズ】最後は花園で決めろ!首位シャトルズ愛知との最終直接決戦、勝って入替戦へ
泣いても笑ってもレギュラーシーズン最終節。
5月10日(日)、花園近鉄ライナーズはNTTジャパンラグビーリーグワン2025-26 ディビジョン2 第14節に挑む。
首位のシャトルズと直接対決。会場は東大阪市花園ラグビー場、12:00キックオフだ。
最後は、花園で決めろ!

ビジター戦ではライナーズが40-14で勝利した。前半は14-14だったが、後半に一気に突き放した試合だ。リーグワン以降、ライナーズはまだ花園でシャトルズに勝っていない。
前節、ライナーズは柏の葉でNECグリーンロケッツ東葛に29-39で敗れた。清水建設江東ブルーシャークス戦に続く2連敗で、ついに首位から陥落した。
ライナーズは10勝3敗、勝点44で3位。豊田自動織機シャトルズ愛知は10勝3敗、勝点49で首位。勝利数は同じだが、勝点で5差をつけられている現状だ。
今節に勝てば入替戦進出。勝点5で勝利すれば、対戦成績でシャトルズを上回り優勝となる。敗れれば3位でシーズン終了。仮に7点差以内の負けでボーナスポイント1を取れたとしても、直接対決の勝点差で2位のブルーシャークスを上回ることができず、入替戦進出を逃す。
シーズン終盤、ここまで積み上げてきたものが最後の最後で試される状況になった。
一方のシャトルズは前節、レッドハリケーンズ大阪に78-17で大勝した。13試合で633得点、96トライ。数字だけ見ても、ディビジョン2で最も点を取るチームだ。
勢いは相手にある。
首位を倒し、花園で借りを返す。そして、入替戦へ進む。
全部まとめてこの80分にかかっている。

シーズン中盤にケガで抜けていた、アキラ・イオアネやミッチェル・ブラウン、片岡涼亮も戻ってきた。
花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰リーグワンに所属するライナーズは、一昨季にディビジョン1から降格。昨季はディビジョン2を2位で終え、入替戦に進むも、あと一歩で昇格を逃した。
今季は開幕から勝利を重ね、一時は首位を走っていた。しかし終盤に入って清水建設江東ブルーシャークス、NECグリーンロケッツ東葛に連敗。順位は2位へ後退した。
もう一度、上へ行く資格を自分たちで証明しなければならない。その舞台が花園で用意された。
豊田自動織機シャトルズ愛知とは
愛知を拠点とするチーム。すでにD1/D2入替戦進出を決めているが、最終節も当然勝ちに来る。警戒したいのは得点力だ。10番ノア・ロレシオを中心にテンポを作り、外にはチャンス・ペニ、ケレビ ジョシュア。中央にはトーマス・ウマガ=ジェンセンがいる。前で止められなければ、どこからでも点を取られる。

ピーター(左)が双子の弟で、トーマス(右)が兄。
ライナーズメンバー
1 井上 優士
2 福井 翔
3 ラタ・タンギマナ
4 ミッチェル・ブラウン
5 サナイラ・ワクァ
6 パトリック・タファ
7 野中 翔平
8 アキラ・イオアネ
9 藤原 恵太
10 マニー・リボック
11 片岡 涼亮
12 ステイリン・パトリック
13 ピーター・ウマガ=ジェンセン(C)
14 木村 朋也
15 丸山 凜太朗
16 金子 惠一
17 田中 健太
18 文 裕徹
19 ライノ・ピータース
20 梅村 柊羽
21 河村 謙尚
22 バーガー・オーデンダール
23 岡村 晃司
(C)…キャプテン
今回のチームテーマは「オールイン」。すべてを賭けて戦う。
シャトルズ愛知はフィジカルが強く、得点力があるチームだ。ライナーズとしては相手に気持ちよく走らせないことがキーとなる。
特にセットピースのディフェンスで後手に回らないこと、80分間規律を守ること。地味だ。めちゃくちゃ地味だ。
でも、ここで勝てなければリボックもウマガ=ジェンセンも藤原も生きない。我慢してアタックに繋げて得点し、勝つのみ。条件はシンプルだ。
注目選手
10 マニー・リボック

すべての視線が10番に集まる。今季加入した南アフリカ代表SOは、開幕戦のシャトルズ愛知戦でもいきなりチームを勝利へ導いた。
ただ、リボックはひとりで魔法をかける選手ではない。周りが前に出て、藤原がテンポよくボールを動かし、相手のディフェンスが迷った瞬間に最高の選択肢を出す選手だ。
今節はゲームをどう動かすかに注目したい。
13 ピーター・ウマガ=ジェンセン

今節も13番で先発のキャプテン。ライナーズの攻撃で、真ん中をこじ開ける役割を担うとともに、強いキャリーでゲインラインを越える。相手を引きつけて外へ渡す。ディフェンスでは、相手の大型BKを前で止める。とにかく仕事量の多い選手だ。
キャプテンとして、チームが苦しい時間帯にどう振る舞うかも見どころだ。花園の大一番で、中央に立つ男の存在感が問われる。
3 ラタ・タンギマナ

シャトルズ愛知は前に強い。FWで圧をかけ、そこからテンポを作る。ライナーズがそこを受けてしまえば、試合は一気に相手ペースになる。
だからこそ右PRのラタにかかる期待は大きい。スクラムで勝つことで、BKに繋げリボックの時間を作る。藤原のテンポを作る。ウマガ=ジェンセンのキャリーを作る。
ラタが安定を作れば、ライナーズは落ち着く。
9 藤原恵太

古巣シャトルズ愛知との最終決戦。
今季ライナーズに加入し、9番としてチームを動かしてきた。太田春樹監督からも、リボックと一緒にゲームを作る存在として信頼されている。リボックも藤原の経験と速さを高く評価している。
この試合で求められるのは、落ち着きだ。9番が熱くなりすぎるとチーム全体が急いでしまう。藤原の判断が、ライナーズの心拍数を決める。
前節の敗戦で、ライナーズはもう一度問われている。
本当に上へ戻るチームなのか。最後の最後で、踏ん張れるチームなのか。
花園はライナーズが一番強くなければいけない場所だ。
最終直接決戦で勝って、入替戦へ。

花園で勝点5で勝って、みんなで部歌を歌おう。
監督・選手インタビュー
太田春樹監督

Q.最終節、豊田自動織機シャトルズ愛知戦に向けて、勝点5が必要な状況です。
そこについてあまり話していないですね。もちろん、勝点を取れるということは理想です。ただ、まずは自分たちの力をしっかり出すこと。そこに集中しています。
Q.前節のNECグリーンロケッツ戦は敗戦。そこから今週、チームとしてどのような修正に取り組んできましたか。
特にディフェンスのところですね。課題が出た部分を修正するというところに取り組んできました。
Q.あらためて、シャトルズ愛知はどのようなチームだと見ていますか。
すごくフィジカルを前面に出して、前に前に出てくるチームです。あとはキックも含めて、エリアのコントロールをしっかりしてくる。そこに対して、我々のスタイルをどう出せるかだと思います。
Q.勝つためのポイントは、どこになりますか。
やっぱりディフェンスが鍵になります。
Q.セットプレーについては、今週の練習を見ていていかがでしたか。
練習は良かったですね。スクラムも含めて、選手たちはしっかり準備してくれています。
Q.メンバーは、前節から大きく変わらない形になりましたが。
そうですね。良いパフォーマンスをしてきてくれたので。今週、このメンバーでしっかり準備してきました。あとは試合で、自分たちの力を出すだけです。
ピーター・ウマガ=ジェンセン選手(CTB/共同キャプテン)

Q.今週チームでどのようなことに取り組んできましたか。
セットピースからのディフェンスに取り組んできました。自分たちの弱点をしっかり確認して、そこを良くするためにディフェンスにフォーカスして練習してきました。
Q.シャトルズ愛知とは開幕戦で対戦。開幕戦で良かった部分をもう一度出していこう、という話もありますか。
もちろん開幕戦で良かったところはあります。ただ、シャトルズ愛知も開幕戦からずっと成長してきているチームです。同じ相手、同じ状況だとは思っていません。
間違いなくチームとして前進してきていると思いますし、今はまったく違う相手だと考えています。
Q.相手にはトーマス・ウマガ=ジェンセン選手もいます。兄弟対決は楽しみですか。
もちろん楽しみです。兄弟で同じ試合に出られるというのは、とても特別なことです。すごく楽しみにしています。
Q.優勝するには勝点5が必要な状況です。チームとして、そこは意識していますか。
ミーティングではその話はしています。自分たちのメンタリティーとしては、この試合を決勝のように戦うということです。ディビジョン2のチャンピオンを決める試合だという気持ちで臨みます。
どのチームもそのために努力してきていると思いますし、自分たちにとってもすべてを賭ける試合です。チームのキーワードは「オールイン」です。
すべてを賭けて戦うことになります。
Q.今季加入してから、力強いプレーでチームを引っ張ってきました。試合を重ねるごとに相手のマークも厳しくなっているように見えますが。
そこはあまり考えていないです。自分の仕事をして、チームのためにプレーするだけです。
もし相手が自分をマークしてくるなら、それは名誉でうれしいことです。その分、もしかしたらパスをする場面が増えるかもしれませんけどね。
Q.日本に来て、今季も終盤まで戦ってきました。日本のラグビーについては、どのように感じていますか。
毎試合、自分が試されていると感じています。
ニュージーランドから来て、日本のラグビーは展開もスピードも速いと思います。
難しさを感じる場面もありますが、プレーしながら学んでいるところです。チームも自分をすごく歓迎してくれていますし、良い形で過ごすことができています。
藤原恵太選手(SH)

Q.今週、チームとしてはどのような準備をしてきましたか。
本当に良い準備ができているし、今日の練習でも、みんなが今週は勝たないといけない、勝ちたいという気持ちを前面に出していました。
その中で、熱くなりすぎないように、僕らがしっかりコントロールしていければと思っています。
Q.NECグリーンロケッツ東葛に敗れて、チームとして落ち込む雰囲気もありましたか。
試合後は僕自身もすごく落ち込みましたし、チームとしても元気がない時間はありました。
ただ、週が明けて練習に来たときには、みんな「あとはやるしかない」という気持ちになっていました。ネガティブというよりは、本当に前を向いて、「勝つしかない」と。そこに向けて、みんなしっかり前を向けていると思います。
Q.ある意味では、勝つのみというところで、ターゲットははっきりしていますね。
そうですね。勝つだけなので。そこで5ポイントを取れれば優勝ですし、シンプルな話だと思います。
まずはシンプルな戦いをすること。コリジョンの部分をしっかり出せればと思っています。
Q.豊田自動織機シャトルズ愛知は、昨季まで所属していた古巣です。今季の試合も見ていますか。
そうですね。何試合かは見ています。
仲の良い選手もすごく多いですし、僕自身もすごく楽しみにしています。
ただ、その中でも僕はライナーズの一員なので、ライナーズのためにどうやってたたきのめすかをしっかり考えています。そういう部分は、試合でまず気持ちを前面に見せていければと思います。
Q.シャトルズ愛知がどういうチームかを、チームメイトに伝えることもありますか。
癖であったり、やってくることという部分は分かるところもあるので、「こういうことをしてくるよ」という話はしています。
ただ、向こうもそれなりに変えてくると思いますし、初戦とはコールも変わっていると思うので、何が起こるかは分かりませんが、
まずは、自分たちがラグビーの基礎の部分をしっかり出さないとラグビーにならないと思っています。そこをオーガナイズできるように、バトルの部分をやっていきたいです。
Q.ご自身として、次の試合でフォーカスしたいポイントはありますか。
まずはマインドセットの部分ですね。チームに良いエナジーを与えられるように、というところはすごく意識してやっていきたいです。
あとは9番として、マニーと一緒にエリアの部分をどうコントロールするか。どれだけいいエリアで戦わせてあげられるかは、僕らの仕事だと思っています。良いエリアで戦えるように、チームをしっかりオーガナイズして、ドライブしていければと思います。
Q.リボック選手とのコミュニケーションも、シーズン終盤に入ってかなり深まってきていますか。
そうですね。だいぶ合ってきていると思います。
その中でも、もっと詰めていかないといけない部分はあると思いますが、試合を重ねるごとに良くなってきています。
ただ、マニーに頼るだけではなくて、僕自身もが引っ張ってあげることもすごく大事だと思っています。
ラタ・タンギマナ選手(PR)

Q.次がリーグ最終戦になります。どのようにチームに貢献したいですか。
やるしかないです。チームのキーワードは「オールイン」なので、全部出します。全部出して戦います。
Q.ラタ選手といえば、やはりスクラムですが、スクラムではどのように貢献したいですか。
スクラムもオールインです。押します。押すしかないです。
Q.開幕戦のシャトルズ戦では2トライありました。今回もトライは狙っていますか。
トライは分からないですけど、チャンスがあれば狙いたいです。
Q.今シーズンも残り1試合。ここまでご自身の調子はいかがですか。
今シーズンは結構良いです。トレーニングもできていますし、体のコントロールも良いと思います。
Q.シャトルズのスクラムについては、開幕戦で組んだときにどのような印象がありましたか。
シャトルズのスクラムも強いです。試合ではお互いにどっちが強いかという勝負になります。負けたくない。
今週もいい練習ができました。あとは試合で全部出すだけ。押すだけです。
ライナーズの試合の日の夜はライナーズspace
ライナーズの試合の日はもちろん「ライナーズspace」です。ラジオ感覚で皆さんお集まりください。
5/10(日)22:00〜
試合の日はライナーズ反省会。
豊田自動織機シャトルズ愛知戦を振り返ります。https://t.co/yiaTlUVVsO#花園近鉄ライナーズ#higao— 週刊ひがしおおさか⚡️(第1・3月情報ノーサイド) (@w_higa) May 9, 2026
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