1990年代にインターネットが登場して以来、暮らしや仕事には、まるでドラえもんの道具のようなイノベーションが次々と現れました。
検索エンジンにWikipedia、スマートフォン、ソーシャルメディア。どれも登場した当時は驚きでしたが、気がつけば日常に溶け込み、仕事のやり方や情報との向き合い方も大きく変えてきました。
そして今、生成AIの時代です。
これは単に新しい道具が1つ増えたというより、
「ついにドラえもんがうちに来たわ」
という感覚に近いのかもしれません。

未来から来たドラえもんっぽいAIをchatGPTに作ってもらいました。
2026年6月11日と17日、サンコーインダストリー株式会社にて、90分のAI勉強会を実施しました。テーマは「AIを育てよう」。
ChatGPTをはじめとする生成AIを、ただ便利な道具として使うのではなく、対話を重ねながら仕事の相棒にしていくための講座です。
AIの専門知識を詰め込むのではなく、受講者のみなさんがその日のうちに自分のデスクで試せることを重視しました。

いつもは遅刻ギリギリですが、はじめての試みに緊張し30分前にはスタンバイした編集長前田。
まず共有したのは、AIは「正解を出す機械」ではなく、「考える速度を上げる相手」だということです。
文章を要約したり、アイデアを出したりする作業は得意ですが、最初から完璧な答えを出してくれるわけではありません。
そこで大切なのが、対話です。
誰に向け、どんな条件があり、どんな形で返してほしいのか。こうした背景や目的を伝えることで、AIの返事はぐっと実用的になります。

当日のスライドもAIに作ってもらいました。
SNSなどでよく見かける「あなたはプロの〇〇です」というプロンプト(指示)も必要なし。
役割を伝えることが役立つ場面はありますが、それだけで良い答えが出るわけではありません。大事なのは役割よりも目的・相手・条件・出力形式を伝えること。AIへの頼み方は呪文ではなく、仕事の依頼に近いものです。
後半では、実際に受講者のみなさんに手を動かしてもらいました。
自分の仕事や日々の困りごとをAIに相談し、返ってきた答えに対して「もっと具体的に」「この案は重すぎるので小さく始められる形にして」と、もう一度指示を出してみる。すると、やりとりを重ねるごとに自分の状況に合った答えに近づいていきます。

出てきた回答が微妙なときは、ちゃんと突っ込んであげよう。
講座後には、すぐに自席で試してくださる方もいらっしゃいました。反応は上々で、それぞれの仕事の中で「AIを育てる」という感覚を少し持ち帰っていただけたと思います。
これからAIは、質問に答えるだけでなく、目的に向かって実際に作業する「エージェント」的な方向へ広がっていきます。
だからこそ、対話しながら育てていくことが必要です。これからの仕事に必要なのは、AIとよい関係をつくり一緒に考える力です。

「やっぱり有料の方が良い?」など質問も飛び、関心度の高さが伺えます。
もし「うちの会社でもAIについて一度勉強してみたい」「社員それぞれが実際に手を動かせる講座をしてほしい」というご要望があれば、ぜひお声がけください。
こんな勉強会、需要があるならまたやってみたいなと思っています。
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