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- 【第16回】アメリカ横断レポート ナバホ族に出会う ~モニュメントバレー~
こんにちは、マイです。
ジープツアーを終え、私たちは本日のお宿ホーガンヘ。皆さんホーガンってご存知ですか? ホーガンとはナバホ族(アメリカの南西部の先住民族)が住んでいる家のことで、ナバホ語で「家」という意味があります。私たちが雪で作るかまくらにドアを付けたような形をしていて、生活に必要な水道やガス、電気といったものは一切ありません。もちろんシャワーはなく、お手洗いは外に扉なしのぼっとん便所があるだけです(笑)もう本当に「雨風をしのぐために作られた家」っていう感じです。その日、お世話をしてくれたのは今もホーガンに住むご夫婦。私たちは1つのホーガンを貸し切りで使わせていただくことになりました。ホーガンの真ん中に煙突が付いた火を起こす場所があり、そこで火を起こします。これが思った以上に暖かく、自然の温もりを感じました。
グランドキャニオンからモニュメントバレーでの道中にパシャリ
荷物を運び入れたりしている間に奥さんが晩ご飯を用意してくれました。さぁいよいよ晩ご飯! メニューはタコスです。アメリカはメキシコと陸続きなので、メキシコ料理もよく食べるようです。いやぁこのタコスがですねー、死ぬほどおいしかったんですよ! この旅の食事ではトップ5に入ると思います。このトルティーヤみたいなのがとっても美味でごさいました。でも写真の横に移っている飲み物は子供の時に飲んだ風邪薬みたいな味がしました。まぁ私は栄養ドリンクとかそういった味が好きな方なのでそちらもおいしく頂きましたけどね(笑)。
めちゃめちゃ美味しかったタコス
ごちそうを頂いた私たち、寝るには早いのでトランプをすることに。イギリスのゲームの仕方を教えてもらったんですが、これがまぁびっくりするほど面白くないんですよね。面白くなさすぎてどんなゲームだったかさえ覚えてないです。でも面白くなさすぎて面白かったです。お礼に私たち日本人メンバーも何かゲームを教えてあげようと選んだのがジジ抜き(知ってます?)。簡単にルールが説明できちゃうのでジジ抜きを教えてみたんですが、人がトランプを引いてる間暇なのか、あまり楽しんでいないようで残念でした。次はもうちょっと面白いゲームを教えてあげたいなぁ。
トランプを終え、次の日も朝早く出発する予定だったので皆寝ることに。ホーガンに部屋などは一切なく、少しほこりがたまったマットレスの上で寝袋に入って雑魚寝です。夜中にトイレに出て行く人がいると、扉が開いた瞬間に外が見えるのが本当に怖かったなぁ(トイレは外なのです!)。誰か知らない人が入ってくるんじゃないかと本当に冷や冷やしました。あ、そういえば、かなちゃんと私は火を起こす場所の近くで寝ていたので、夜中暑くて目覚めてしまい、「あっついあっつい」と言っていたのがなんだかアウトドアっぽくて印象深かったです。いやぁこういう異文化体験は新鮮で本当に楽しく、また良い勉強にもなりました。
こうしてグランドキャニオン〜モニュメントバレーの盛りだくさんの一日は幕を閉じました。
次回はカウボーイキャンプよりお届けします。
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