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摂南大学 vs 天理大学 2024関西大学ラグビーAリーグ| 2024年9月22日(日)
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スコア一覧
元来、ディフェンスに課題があるとされる昨季7位の摂南大学に22点は、よくやったと言い難い。ただ、8ヴァカタや6川越、7上ノ坊悠馬などの強いFWがよく前に出て印象はいい。雨でスリップした上に、摂南大学の攻守で取り切れなかったと見るのが妥当だろう。
次節は京都産業大学に大敗した同志社大学と対戦する。「圧勝」の度合いが試される。
昨季は5位の可能性を残しながら最終節で勝ちきれず7位。多くのファン・関係者から「良くなっている」と言われるとおり、ラグビーの質的変化がここ数年で進んでいる摂南大学。
ディフェンスでは豪雨を味方に、天理大学の推進力を削ぐ好タックルを連発。しかしアタックは攻め込んでからのミスが多く、終了間際の1トライのみだった。
キャプテンのサポイを始め、主力に怪我人が多いと言われた開幕戦も、8恩田や12嶋本、13公文のパフォーマンスは決して悪くない。次節の京都産業大学戦も3〜4トライ差以内での敗戦までで終えることができれば、今季の躍進も見えてくる。
ハイライト
ターヒドさんの注目選手
摂南大学 13公文毅京この試合がリーグデビューとなった摂南大学のCTB公文毅京(3年、洛北)を取り上げたい。
昨季大学選手権ベスト4・天理大学を相手に力強いキャリーと突破を連発。両センターを組んだ嶋本大賀(4年、大産大付)とともに、健闘するチームの核となった。
倒れない推進力で相手に脅威を与え続け、77分にはSH関太陽(1年、京都工学院)のトライにつながるプレーを披露した。
今季は春季トーナメント2試合で先発を担うなど頭角を現し、練習試合でも出場を続けて存在感を高めてきた。
高校時代は最終学年時に推薦枠にて選抜大会に出場。1回戦で國學院栃木に大敗したものの、敗者戦では花園常連の日本航空石川を下している。その試合でも後半序盤に目を見張る独走を披露するなど片鱗をみせていた。
この試合を欠場したSO/CTB大津直人(4年、常翔啓光学園)と池田翔太(4年、常翔学園)がチームに加わればさらに厚みが出る。レベルの高いBK陣で、引き続き輝き続けたい。
ターヒドさん
ネット空間でラグビーの試合や選手にまつわる細かな発信を続ける謎の人。特筆すべきはその情報量で「この人どんだけ試合見てるねん?!」と多くのファンを唸らせる。関西の大学ラグビーの頂点とも言える、2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグの試合からピックアップして、注目していきたい選手を紹介いただきます。
ターヒドさんのX:@tahid_rugby
ターヒドさんのnote:https://note.com/tahid_rugby/