変化する東大阪の街を追う人気連載「変わる東大阪の街」。最近仕事で出会った人に「お店できるところ撮ってる人ですよね」って言われたんですが
うちのはお店じゃなくて再開発を追う連載ですから!
って反論してしまいました。閉店出店とは違いますから。ということで、今回は計画道路高井田長堂線です。布施の命運を握るとも言われる、多くの人が待ち焦がれる新しい道。工事期間は10月31日まで、ということでもうすぐ開通しそうなのです。
まずは場所の確認から
産業道路の「長堂1丁目」交差点から南に進み長堂小学校の角まで。400mほどの南北の道路です。現在は南行きの一方通行ですが、工事が完了すると双方向になります。
立地と背景
計画道路とは、国や自治体がだいたい高度経済成長期(早い話が今から50〜70年前)に定めた「ここにこんな道が通ったら便利だよね」と引いた線。東大阪市内にもいっぱい計画道路がありますが、事業が決定し開通に至るにはなかなかハードルが多いのです。用地買収とかね。
週刊ひがしおおさかでも過去に、事業開始が昭和48年(1973年)だった小阪稲田線が2021年に開通した様子をお知らせしました。
布施は東大阪市で最も栄えている繁華街ですが、1980年代から押し寄せるモータリゼーションの波に乗り遅れた感はあります。駅前再開発(2000年代)前は、大変賑わう2つの商店街があり布施の大きさをまざまざと見せつけられていました。
しかしそれが車社会に対応できていませんでした。今も布施駅に他の都市からアクセスしようとすると、南以外からは大変遠回りすることを余儀なくされます。
今後の展開
高井田長堂線が開通すれば、少なくとも南北の移動を制限するものはなくまります。布施復権の起爆剤となるか。
工事現場の立て看板には、5月15日から10月31日の期間が記載されています。
となると、11月に開通か…な?東大阪市からのリリースを待ちましょう。
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