先日、週刊ひがしおおさかに読者の方からタレコミがありました。
「大変だ、東大阪のランドマークの一つが取り壊されているぞ!」と。
高井田で「東大阪のホワイトハウス」と呼ばれるミカミ工業株式会社の社屋およびショールーム。緑色の幕で覆われ、解体作業が進められているのです。
建物の門扉やフェンスの製造販売を行っていた同社は、1984年に本社の隣に、アメリカ合衆国のホワイトハウスを模したショールーム「ホワイトハウス・イン・オオサカ」を建設。一般公開は行われていませんが、メディアで頻繁に取り上げられ東大阪市のランドマークになっていました。
では場所のおさらいです。
大阪メトロ高井田駅と深江橋のちょうど真ん中当たり。週刊ひがしおおさかでもたびたび東大阪クイズで登場いただきました。
北から見るとこんな感じ。異変には一発で気づける緑色の幕。
きれいな曲線を描いていた外壁もこの通り。寂しさだけが残ります。
ここはおそらく、アメリカ合衆国大統領の代が変わるたびに「就任式」が行われていたバルコニーでしょうか。
面格子もミカミ工業の主力商品でした。
3代目社長の三上康雄さんが2011年に全株式を介護用ベッドメーカー・シーホネンス株式会社に売却。2015年にエクテリア事業より徹底していました。
工事のあとは、シーホネンスの工場になるとのこと。
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