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- 4連勝をもっと喜びたい!ライナーズ、前半の爆進から最後は5点差。課題の残る大阪ダービー
ヤンマースタジアム長居で行われた、ジャパンラグビーリーグワン ディビジョン2第4節。花園近鉄ライナーズはレッドハリケーンズ大阪に40-35で勝利し、開幕4連勝を飾った。観客は10,249人。
連勝の喜びとは裏腹に、試合の中身は真逆の顔を持つ。
前半は圧倒したが、後半は最後の20分で相手に流れを渡して5点差に詰め寄られ、冷や汗をかく一戦となった。

前半は26-0。攻撃は一気に加速した
ライナーズが先手を取り続けた。前半は木村朋也の2トライで先制し、ミッチェル・ブラウン、パトリック・タファと続いて26-0で折り返す。
後半開始直後も雲山弘貴が仕留め、3分にはマニー・リボックのキックも決まって33-0。「大阪ダービー」の空気を完全に自分たちのものにした。
後半14分に1本取り返されるも、すぐに林隆広のトライで40点目まで到達。ここまで来ると、試合の勝敗はほぼ決まったかに見えた。

ミッチェルのトライ。FWがトライを取ると嬉しさも倍増。
ラスト20分で一気に5点差。終盤の連続トライが刺さった
問題はそこからだ。ライナーズは反則で自分たちの流れを止め、じわじわ相手に勢いを渡す。
象徴的なのが最後の20分。73分・78分・80分に立て続けにトライを許し、40-35の5点差まで詰め寄られた。
勝ち試合が、一瞬で分からなくなる—この怖さを、最後に味わうことになった。
ピーター・ウマガ・ジェンセン(PUJ)ゲームキャプテンは後半の規律が乱れたことについて、こう振り返る。
「点差がついてゲームが決まっていたところで欲張ったんだと思う。確実な判断をすべきところなのに賭けに出たり、無理をしてしまった。そういう意味で規律がなかった。」
勝利が見えたが故の、リスクあるプレーを選択していった結果だった。

リーダーとしてチームを冷静に見つつ、しかし愛を持った言葉を紡ぐPUJ。
内容には厳しい声。でも4連勝は喜びたい。
内容の悪さに、当然厳しい意見も出るだろう。
ただ勝点は積み上がり、ライナーズは4戦4勝でディビジョン2首位をキープしている(勝点18、得点167、トライ25)。
課題が残る試合だったが、課題はむしろ明白だ。
規律(反則):この試合、ライナーズのペナルティは合計18。前半7、後半11と増えた。
モールディフェンス:終盤に流れを変えられた要因のひとつ。前節からの課題だが、今節もうまく機能しなかった。
試合の締め方:先述した通り、確実な判断が必要な場面でリスキーな選択をしてしまった。
直すべき場所がハッキリしているのは救いだ。ここを放置すると上の局面で命取りとなる。

ラインアウトは悪くなかった。ただ、要のサナイラ・ワクァが抜けると「オプションが厳しくなった」と太田監督。
POMはリボック。木村はトライ王街道を爆走中
プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)はマニー・リボックが初選出。 雲山との二本柱のキックでエリアを取り、前半から主導権を握るゲーム展開を作った。

ていうかまだPOMじゃなかったんですね、リボック。
そして木村朋也はこの試合でも2トライを加え、ディビジョン2のトライ数で7に到達。ランキング表でもトライ数「7」が示されており、トライ王争いの先頭を走る。
前半35分で交代となったが、「怪我の前兆があり大事をとった」と太田監督。
リザーブの出場経験を増やしたいという狙いもあった。全1億人の木村ファンの皆さんご安心ください。

前半の勢いを作った木村。
胸を張ろう、次は80分の規律でスカッと勝利を
勝ちは勝ち。4連勝は胸を張っていい。前半の強度と得点力は本物だった。
だからこそ、次に求めたいのは最後の20分を自分たちの時間で終わらせること。
次節は3週間以上空き、現在ディビジョン2・2位の清水建設江東ブルーシャークスと対戦する。次は必ずや「完全勝利」を。
なおこの試合を解説していたコーチングアーキテクト・今田圭太さんをゲストにお招きし、根掘り葉掘り聞くYoutubeはこちら。
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