2024年10月29日、中央環状線の若江東交差点北東角に、ユニットハウスとシステムモジュール建築の「ナガワ東大阪展示場」がオープンしました。
と言っても
ナガワって何?
ユニットハウス?システムモジュール建築って?
という東大阪人の方が多いでしょう。
ということで、週刊ひがしおおさかでは突撃取材を実施しました。
まずは場所の確認から
府道2号線(大阪中央環状線)南行きの側道沿い。若江東交差点北東角にあたります。
前回の様子はこちら↓
「ナガワって何の会社?」 と思ったので突撃してみた。
「ナガワ」と聞いてピンとくることはなくても、街中でその製品を目にしている可能性は大。

こちらはモデルルーム的な。
今回、展示場で対応してくれたのは店長の江里口さん。

神対応してくださった江里口店長。珍しく感じる苗字は、佐賀に多いそう。
「プレハブとかユニットハウスって、縁がないかも…」と思っていた編集長前田に、業界のことまでじっくり1時間以上解説してくれるという神対応を見せてくれました。

交差点側のシャッターを開けてくださる江里口店長。
ナガワは、もともと北海道伊達市長和町でガソリンスタンドの運営からスタート。しかし1974年にユニットハウスと呼ばれる簡易建築物の製造・販売・レンタルを開始すると、代表的な事業に成長。今では東証プライム上場、従業員500人超えの企業に。全国に60を超える展示場を構え、大阪には堺展示場に加え東大阪で2つ目です。

ユニットハウス(商品名:スーパーハウス)の展示販売。
レンタル事業も展開し、工事現場や建築現場の「一時的な休憩所・事務所」としても活躍する「スーパーハウス」。本連載(変わる東大阪の街)で登場しがちなあの現場にあるあの建物は、もしかしたら「スーパーハウス」かも、しれないよね。

モデルルームは「ネイルショップ」をイメージした内装。
東大阪展示場も施工事例の一つ。見れば「これ知ってる!」が増える
さらに、2011年からはプレハブで建物を建設する「モジュール建築」にも参入。
施工事例を拝見すると

あ!〇〇さんところのオフィス、モジュール建築か!!って気づいてみたいものだ。
ああ!こんな建物最近良く見る!!
大きな工場…は難しいモジュール建築も、2階建てまでの簡易的な建物なら比較的低コストでできるよう。

「モジュールベース」はナガワのブランド。
今回訪れた東大阪展示場も、実はナガワの施工事例の一つ。「プレハブ建築ってこんなこともできるんですよ」と示す実際に使われている建物なのです。
赤と黒の2階建て営業所は、一見するとおしゃれオフィス。でも、実はプレハブ建築。

2階まで吹き抜け。ちょっとかっこいい。
取材を終えて… スーパーハウスが気になる存在に!?
取材を終えた今、街中を歩くとユニットハウスやモジュール建築に目が行くように。
「あれ?これってナガワのスーパーハウスじゃない?」
「この事務所っぽい建物も、もしかして…?」
そう、今まで風景として見ていたプレハブやモジュールハウスが、気になる存在になってしまったのです。もしかして、このあいだ始まったあそこ、「スーパーハウス」でみんな休憩しながら、ナガワのモジュール建築が建つのかも。

別途基礎工事はユーザーで用意する必要があります。
ということで、ナガワ東大阪展示場を訪れて、新しい発見をたくさん得ることができました。
簡易的な建物を販売する拠点が東大阪に。でも商売は、簡易的と言わずいつまでもここで、根を張ってほしいな。
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