東大阪の再開発を追う連載「変わる東大阪の街」。今回は新シリーズ「若江岩田駅高架下西」編です。
2ヶ月ほど前、変わる東大阪の街で若江岩田高架下の東側に美容院「abije blanc(アビエ ブラン)」がオープンすることを取り上げました。
今度は高架下の西側に動きが。
なにか工事している！
近鉄不動産はこれまで「近鉄奈良線高架下開発プロジェクト」として、河内花園駅と東花園駅の間に賃貸ガレージハウス「K・BLOC HANAZONO」をオープンし、若江岩田駅高架下にも飲食店等を誘致してきました。今回もおそらく同プロジェクトの一環と思われます。
若江岩田駅高架下には焼肉店「ダイリキ」や寿司店「さんきゅう水産」、惣菜店「花まる亭」などが入る。
まずは場所の確認から
近鉄奈良線若江岩田駅の高架下西側。若江岩田駅と府道2号線(大阪中央環状線)の間辺りで、ニトリモール東大阪店の南向かいに位置します。工事区間は約200mです。
ニトリモールの東端から撮影。
若江岩田駅から八戸ノ里駅まで車で行くのに、以前までは中環に中央分離帯があったため迂回が必要でした。しかし、2019年6月に分離帯が撤去され、この線路北側の側方道路一本で行けるようになり、交通量も増加。週刊ひがしおおさかのメンバーもよく利用しています。
南側側方道路側はこんな感じ。
立地と背景
以前の近鉄奈良線は高架ではなく平面を走っていましたが、渋滞等を緩和させることを目的に「近鉄奈良線連続立体交差事業」がスタート。2010年に下り線(奈良方面)が、2014年に上り線(大阪難波方面)が開通し、奈良線は全線高架へと切り替わりました。
将来的(2029年開業予定)には、モノレールの延伸でこの辺りに瓜生堂駅(仮称)が設置される予定。交通の便もバッチリです。
工事中の建物には窓も確認できます。
今後の展開
恒例の建築計画を見ると…。
建築主はもちろん近鉄不動産。
工事期間は2025年1月30日まで。
看板上には「若江岩田高架下倉庫・事務所等建物新築計画【Aブロック】」とあります。となるとBブロックやCブロックも？
この流れはK・BLOC HANAZONOガレージハウスができた時と同じ。
何ができるのか、また動きがあればお知らせします。
隙間から若干工事の様子が伺えます。
ちなみに近鉄不動産のガレージハウスは、第2弾が針中野、そして第3弾を現在、河堀口駅周辺に建設中。もしここがガレージハウスなら第4弾となるのでしょうか。
週刊ひがしおおさか公式LINEに登録いただくと、週に1回東大阪の街並みと、他にはないマニアックな情報をお届けします。
以下のボタンを押して登録いただけます。
変わる東大阪の街一覧
変わる東大阪の街アーカイブ
この著者の最新の記事
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
（2024.08.24）
（2024.07.31）
（2024.08.23）
（2023.08.15）
この記事へのコメントはありません。