11月10・11の両日、大阪市中央区のマイドームおおさか1階展示場で東大阪産業展「テクノメッセ東大阪2010」が開かれました。第23回を迎えた今回のテーマは「技」。ネジ、ボルト・ナット、作業工具など、伝承されてきた地場産業製品からエコロジー、IT関連など新たな製品群までモノづくりの街・東大阪の技術力・開発力の高さを誇る92社・団体が出展し、ブースが所狭しと並んでいました。景気低迷が続く中、各企業は新たな顧客開拓、新技術や最新情報を入手してビジネスチャンスの拡大を図ろうと会場は活気に満ちたものとなっていました。
記者は初日の10日に取材に伺いました。9時半に開会式が行われた 後、10時半から8階会議室で記者会見が行われ、マスコミ関係者10人が出席し、主催者(東大阪商工会議所産業展実行委員会)からあいさつ、質疑応答があ りました。その中で嶋田会頭は「不況が長く続いていますが、東大阪の高い技術力を広くPRし、 需要と供給のマッチングを図りたい。今回は上海万博出展品も急きょ展示され、昨年よりも入場者が多いと思います」とあいさつ。また北口実行委員長からは 「今回はロボットが前面に出てきたことが大きな変化かと思います。資源のない日本では技が大事。東大阪は技がある街、これを大きくアピールしたい」と抱負を述べました。
その後会場を取材。
会場入り口 | 入り口横では商工会スタッフの受付が |
入り口では松よし人形のユニークな鎧ロボットが出迎えてくれます
ユニークなしゃべる鎧人形 | にぎわう会場内 |
場内は開場後すぐにもかかわらず多くの来場者でにぎわい、各ブースで商談が活発に行われていました。また、特別企画展「ロボット関連産業での取り組み」として今注目をあびるロボット関連産業分野の大和精工、下西製作所、松よし人形、近畿大学も紹介されていました。
上海万博にも出展された ハシゴを上るロボット |
東大阪ラグビー創生クラブのブース |
昨今、急激な円高が進み、東大阪の企業にも大きな影響がありますが、こういう展示会をはずみとして我が東大阪が飛躍できればいいですね。
取材・文:山下 伸司
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