先日、週刊ひがしおおさかが発行するラグビーフリーペーパー「DAEN」のInstagramに、こんなコメントが入りました。
どうやら東大阪のカレーパンショップのよう。すでにめちゃくちゃキャラ立ちしています。
これは取材せねば!と、稲田に行ってきました。
徳庵駅から徒歩5分の「カレーパンショップMASARA(マサラ)」。テイクアウト専門店です。
「こんにちは~」と声をかけると、出窓から出迎えてくれたのは店主の山本さんと奥さん。
ん?なんだか見たことある顔だぞ…。
あー!近鉄ライナーズの選手だ!!
ご主人の名前を改めて伺うと、山本健二さん。2005年の1年間ライナーズに在籍した元LOです。
「トーエツや金が同期です。大隈の送別会も行きましたよ」と出てくる出てくる選手の名前。
ライナーズ引退後はリコー関西へと移籍しました。
元々実家が稲田の山本選手。いや、山本さん。
お父さんが倒れたことをきっかけにプレーヤーを引退し、梅田にある新梅田食道街のカレー専門店「MASARA」を引き継ぐことに。
そして今年の5月、地元・稲田にカレーパン専門店を出店しました。
梅田のカレーショップを営業しつつ稲田のカレーパンショップも切り盛りし、大忙し。山本さんは午前に稲田、午後からは梅田にいることが多いそう。
カレーを活かしたメニューで、地元でお店を開きたい。もちろんそれはありますが、
「お店を出すからにはカレーパンと決めていました。ずっと昔に幹夫さん(近鉄ライナーズ・佐藤幹夫選手)から、『東大阪はカレーパンのまちらしいで』と聞いたことがあったんです。そのことが頭に残っていて、きっかけになりました」って、もう、佐藤選手のキャラが爆発。
その一言がなければここにお店を開くことはなかったかもしれません。
必ず入ろうと思っていた、と「東大阪カレーパン会」にももちろん加入。東大阪色を全面に押し出します。
肝心のメニューはというと、なかなか攻めの姿勢。
メインのカレーパンは「マサラサンド(230円)」と「マサラドッグ(280円)」の2種類です。
「マサラサンド」はなんと四角形。食パンを使った焼きカレーパンです。
ベースはカレーショップと同じ本格カレーを使用し、サラサラしたフィリング。パンの耳につけて召し上がれ。
「マサラドッグ」はレタスと玉ねぎ、牛肉100%のひき肉をはさんだカレーホットドッグ。
ソーセージがはさまった、姉妹品の「マサラドッグⅡ(380円)」も人気です。
毎月8日、カレーパンの日には全品なんと30円引き!カレーパンショップとしての気合いが現れています。
「せっかくの専門店なので、ちょっと変わった形にしたかったんです。ゆくゆくは揚げたカレーパンもやりたいし、新メニューも考えていきたいです。ラグビーワールドカップもあるので、カレーパンから盛り上げていきます!」と、意欲あふれるコメント。
ラグビーとカレーがカレーパンでつながり、誕生した「MASARA」は山本さんの人生そのもの。
元ライナーズ選手のホットな思いを味わいに、足を運んでみよう。もちろん、ラグビーファンは必食だ!
■カレーパンショップMASARA(マサラ)
住所:東大阪市稲田新町1-6-33
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜
TEL:090-7094-
■カレーショップMASARA(マサラ)
住所:大阪市北区角田町9-16 新梅田食道街1F
営業時間:11:00〜23:00
定休日:不定休
TEL:06-6312-9182
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