大阪府のモノづくり拠点として位置づけられている「クリエイション・コア東大阪」にて3月16日、東大阪ブランド製品展示会が行われた。多くの来場者が、東大阪が誇るモノづくりの力とユニークな製品に関心を示していた。

東大阪ブランドとはモノづくりのまち東大阪で生まれた、特定の市場でトップシェアを記録する「ナンバーワン製品」、全国で唯一自社のみが製造している「オンリーワン製品」、従来製品にはない付加価値・付加機能を有する「プラスα製品」に対し、東大阪ブランド推進機構が認定を行った製品群だ。3月で67社129製品を数える。

東大阪ブランド推進機構は認定された商品のPR活動を行う。モノづくり企業が労力を割きづらい広報に注力する。また製品のデザイン力向上のための勉強会「イーストオーサカデザインクラブ」を開催。工業デザイナーの喜多俊之氏を講師に招き、参加メンバーの大一鋼業がキーホルダー「クリップマーキー」で、ＩＨ土鍋メーカーのオーシンが「クックポット」で「グッドデザイン賞」を獲得している。

公式サイトで連載中の「熱きモノづくり企業の顔」をパネル展示

いつも目にする製品が東大阪ブランド。東大阪の製品力は、日本人の生活を下支えしている。

取材・文・写真：前田寛文@MaechanYK

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