東大阪で震災復興支援ライブ&吉岡秀人氏講演

   

4月1日、東大阪市民会館市民ホールで「第2回東日本大震災復興支援ライブ吉岡秀人大阪講演 被災地宮城に子どもたちに医療を届けよう」と題するチャリティーライブが行われました。これは吉岡先生に感銘を受けた野中みやこさんが代表を務めるエンジェル布施チャリティークラブが主催したもの。

吉岡秀人先生は国際医療ボランティア「ジャパンハート」を設立し、海外の貧困で医療を受けられない子どもたちや人身売買の危険にさらされている子どもたちのための活動のほか、昨年の東日本大震災では緊急救援活動行い、500人余りの医療者やボランティアを派遣しています。また、その活動内容は情熱大陸など広くメディアでも取り上げられ、今回その活動に共鳴したゲストのミュージシャンらが東大阪で活動の輪を広げるため参集、野中さんが音頭を執ってのイベント開催となりました。


出演者全員で合唱のラストシーン

会はまず第1部として東大阪在住のバイオリニスト・REIKOさんのカルテットによる「情熱大陸」で幕が開き、野中代表が趣旨と経緯を兼ねてあいさつ。続いて吉岡先生よる講演がありました。東南アジアの子どもたち、東日本の被災者らの話を映像を交えて語り、「体温のある医療を目指す」先生のリアルな話に会場全体が感銘を受けたように聴き入っている様子でした。

話の中で記者が一番心に響いた言葉は「感性を理性で封じ込めないこと。最初に感じたことを大事にする」というポリシーでした。だからこそ多忙な身ながら、数多くのボランティア活動が出来るのだと改めて感じました。


トップを飾ったREIKOカルテット(左)とあいさつをする野中みやこ代表


講演をする吉岡秀人先生

その後休憩を挟み、第2部はガラリと雰囲気が変わってゲストアーティストらによるライブが繰り広げらました。ライブが進につれ会場全体が大いに盛り上がっていくのが体全体に伝わってきます。最後に広島出身の原田真二さんが登場し、東日本大震災で津波に流された街を見て、廃墟となった広島の街と重ねたと語り、「今日から何か良いことのアクションを一つでも起こしてください。そうすれば世の中が変わると信じています」と熱い言葉を投げ掛けました。

 
元気なダンスを見せてくれたF・D・S”PON-PON”キッズダンスチーム(左)と
エンジェル布施チャリティークラブ副代表でジャズボーカリストの椿彩綺さん


娘さんと初共演という木根尚登さん


「飛んでイスタンブール」を披露してくれた庄野真代さん


ボランティア活動にも熱心な原田真二さん

ライブのラストは原田真二さん作詞作曲の歌を出演者全員で合唱。4時間を超す長丁場にもかかわらず、会場全体が一つになった素晴らしいライブ&講演会でした。


「強い向かい風の中で」を全員で合唱

終了後は会場入口で各アーティストらのCD販売や吉岡先生へのチャリティー、また見事なダンスパフォーマンスを見せてくれたキッズによる募金活動を展開 。来場者は好きなアーティストと一緒に写真を撮ったり、気持良く募金したりと有意義な1日を送れた様子でした。


会場外のにぎわいの様子(左)とキッズによる募金活動

東大阪でこのような素晴らしいイベンが開かれることは我々にとっても大変誇らしい事でもあり、ぜひ来年、再来年と継続してほしいものですね。

文・写真 山下 伸司 Twitter:@nemasita

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