近鉄河内小阪駅からメルシィ街を抜けて徒歩7分。小阪にこんなイタリアンなお店があったなんて…。
その名は「イタリア食堂ルマーカ」。

ルマーカとはカタツムリと言う意味だそうです

どんなお店かドキドキしながら入ると、気さくなオーナーシェフの永井さん夫婦が迎えてくれます。
お店の中は4人席のテーブルが5卓にカウンターが5席。
メニューを見ると、定番のメニューは10種類ほど。ちょっと少ないなとホワイトボードを見ると、そこに本日のお勧めがありました。どれもおいしそうなので悩んでいると、シェフから思いがけない言葉が…。
「お客様の好みに合わせてオリジナルのメニューを作ることもできますよ」。
だから定番メニューが少ないんですね。納得しました。
子どもの頃に好き嫌いが激しかったシェフ。お店では、人の好みに合わせ、みんなにおいしく食べてもらいたいというシェフの優しさです。
お母さんに甘える気分で食べたいものをリクエストしちゃいましょう！

永井シェフがメニューやその日のお勧めについて丁寧に説明してくれます

ということで、ワガママ娘な私たちは、遠慮せずに魚介類とトマトをリクエスト(^^)。他は予算内でシェフのおまかせコースにしました。

1皿目
天然ハマチのカルパッチョ

リクエストのトマトとパプリカで彩り豊かなカルパッチョ

・2皿目
タラのエスカベッシュ
カポナータ
若ゴボウのツナソース
レンコンのアラビアータ

聞きなれないメニューが多いですが、味はどれも抜群！

・3皿目
パスタの2種盛り合わせ（ボロネーゼとプッタネスカ）

絶対食べたい定番と、挑戦したいパスタを一つのお皿に盛っちゃいましょう

・4皿目
カサゴのカチュッコ

カチュッコは魚介のトマト煮のこと。エキスが染みわたって口の中にうま味が広がります

・5皿目
自家製デザート盛り合わせ

豪華なデザートの盛り合わせは、パリパリのチュイールがアクセント

5品の料理が順番に登場。中には聞きなれないものもありましたが、一つひとつ料理の説明もしてもらえ、食べる前から幸せな気分になりました。魚介類とトマトを使った料理も期待以上!(^^)!
パスタは、私たちがポロッと口にした「これも食べてみたいね」という言葉に「リクエストは魚介類とのことでしたが、ひき肉もどうぞ」と2種類用意してくれました！
そんな、ルマーカの一番のこだわりは「レストランではなくて食堂」だということ！
「どんな人でも気構えせずに肩の荷を下ろし、気軽に安心してイタリアの家庭料理を味わってほしい」という思いが込められています。

わがままに応えてもらって、とっても楽しめました！

ランチは800円からとお得感いっぱい。まずはランチからいかがですか？
ディナーは3,000円から。予算と好みに合わせコースを作ってくれます。
ワインも食材もシェフが厳選したものばかり。特に野菜はシェフのお父様が作っているものだそう。シェフと世間話をしながらぜひ自分の好みを伝えてみましょう。
1度この”食堂”で食べると、次はこんな料理が食べたい、こんなリクエストにも応えてくれるのかな？と、次に行くのが楽しみになります。

取材：mihorobot、やん
文：やん
写真：前田寛文 ＠MaechanYK

店舗データ
住所：大阪府東大阪市菱屋西6-5-17 1F
TEL：06-6753-8818
公式サイト：なし
定休日：日曜日
営業時間：11:30～14:00 18:00～21:00
駐車場：なし