近鉄電車を日々使う週刊ひがしおおさか読者の皆さん、おまたせしました。先日からテレビやネットをにぎわすラッピング列車「ならしかトレイン」。弊サイト編集長前田も行ってまいりました。
こんな感じに。
ならしかトレインとは。
近鉄が奈良へのお出かけがより楽しくなるようにと、特急列車ではなくいつもの普通とか準急とか区間準急とか急行とか快速急行で使用する1編成に、がっつりラッピングを施した企画列車です。運行は12月5日から。走っているのは
・奈良線
・京都線
・橿原線
・阪神線(難波・三宮)
で、大阪線を走らないのは残念ですが、若江岩田駅で普通電車を待っていたらやってくるかもしれません。テンションあがるわ。
運行に先立って、12月3日に試乗会を実施。1200人を募集したら、4000人を超える申し込みがあったとのこと。さらにいつもの試乗会と違うのは、多くの人が複数名での参加を希望。
通常、こんな試乗会は大半がマニアのお一人様参加。企画の内容から、広く一般層に訴求したことがうかがえます。
取材は大和西大寺駅から。ならしかトレイン、6番線に到着。
試乗会に参加する皆さんを迎えに行く回送列車の中でメディア向けの取材会です。
近鉄のラッピングトレインといえば、ライナーズや海遊館などたくさん週刊ひがしおおさかでも取材してきました。
今回はその中でも特に温かみのあるデザイン。イラストレーターの「げみ」さんの、奈良をイメージする描き下ろしイラストで車両の内外をラッピングしています。
どうやら、げみさん自身も試乗会に参加されていたよう。
ならしかトレイン試乗会に2日間参加させて頂いて、奈良も満喫して来ました!子供から大人までたくさんの人達が写真を撮ったり、素敵なスポットから車体全体の写真を撮って下さったりしていてとても嬉しかったです。誰かの思い出に残る仕事をこれからも続けていきたいなと再確認しました。頑張るぞー! pic.twitter.com/On4En77g4L
— げみ (@gemi333) December 4, 2022
ドア横の広告枠も、げみさんのイラスト。
網棚にもシカのイラスト。
ドア上にもげみさん。
広報さんの説明が終わり、座席でのんびり。ものすごいインパクトです。
もちろん石切駅ー額田駅間から見える大阪平野は絶景です。左に小さくあべのハルカス発見。
個人的にハートを射抜かれたのは、シカをモチーフにしたつり革。
逆さを向いたシカが、丸い持ち手をくわえているように見え「鹿せんべいを食べる奈良のシカ」をイメージしているとのこと。
各メディアから
「かわいい」
「グッズ化してほしい」
「クラウドファンディングで実物を販売してほしい」
など、ポジティブな意見が溢れます。
試乗会の出発地点、大阪上本町駅の地上ホームに到着。たくさんの人がならしかトレインを心待ちにしています。
到着して、ようやく先頭車両を撮影。
ひと目見て奈良オシが伝わる、でも華美ではない素晴らしい顔です。
車両には奈良の四季を表現したイラストが。
このラッピング、回復してくるインバウンド需要を喚起したいという思惑があります。近鉄は今年4月にも観光特急「あおによし」の運行を開始。奈良が人気になれば隣人である東大阪の民も大変うれしいです。
今年の終夜運転でも使用される見込みとのことで、また年末年始の週刊ひがしおおさか的ミッションが追加されちゃいました。
ちなみに冒頭の編集長が角を生やしている座席は、こんな感じ。
みなさんぜひ真似してみてください。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。