4月17日にオープンした成城石井近鉄東大阪店に行ってきました。もちろん取材で。
開店前は長蛇の列。場所は「カジュアルスポットFUSSE」の中、無印良品500の隣です。何も知らない布施の民は
「何ができるの?」「え?成城石井??」
なんて、テンプレかってくらいわかりやすい反応を示します。それくらい成城石井の持つブランド力は大きいのです。
「成城石井」は、イケてる街に出店する印象の強い高級スーパー。今まで東大阪から近い店舗と言えば、上本町に2店舗。他には生駒、京橋、西大寺と思いっきりターミナル駅付近。編集長前田が利用するときも
・都会に仕事で出たときの乗り換えで。
・出張でホテルに宿泊したときに近くにあったので。
と言った、普段の夕食の買い物ではなく、少しだけ日常から逸脱したときに利用する。それくらいの距離。
横に長い冷蔵棚に、個性的なラインアップ。これが成城石井だ!と言わんばかりの圧倒的光量のおしゃれビームが炸裂していました。
幸福とは、近くにいいお店ができること!
とは、週刊ひがしおおさかの理念。40年ほど前まで、布施とは東大阪における都会文化の玄関口でした。ハンバーガーと出会ったのも布施だし、チェーンの居酒屋なんてものを知ったのも布施でした。でもそんな豊かさを象徴するようなお店が当たり前になると、街の個性は急激に薄れてきます。
そんな停滞した陰鬱なムードを、確実に打破しているのは近鉄百貨店東大阪店。2020年には人気シュークリーム店の「ビアードパパ」が出店し、2022年に近鉄沿線の農産品を販売する「ハルチカマルシェ」を開店。2023年の「無印良品500」のオープンに続いて、今年は成城石井。攻めに攻めるこのコンボは、めっちゃ効く。はず。
「布施商店街の一員として、街と一緒に新しい取り組みをしています。こういう新しい提案をして、この街全体をちょっとでも盛り上げていけたら」
と話すのは、近鉄百貨店東大阪店の菅竜司店長。
笑顔で
「事前に貼ったポスターを見てお客様から『やるやん近鉄百貨店』と言われ、期待の大きさを感じていました」
と、布施に寄り添う100点満点のコメント。
これはもう、近鉄百貨店東大阪店に敬意を表したい。今まで「偉大なるスーパー」って呼んでてごめんなさい。
店舗面積は58.8坪と少し小さめ。でも、入ってみるとしっかり成城石井で、今まで「ちょっとしたときのご褒美」がすぐそこに来たんだと実感できます。
布施が変わる。長い停滞から抜け出し、「昔栄えた街」から「現在進行系で人が行き交う街」へ。布施駅高架下の近鉄百貨店がその象徴に、なるはずです。
編集長前田、成城石井ではよくスモークサーモンを購入します。出張の夜、ホテル(だいたい東横INN)の部屋で、仕事をしながら疲れた体を癒やすアイテムです。
他には、シュウマイもお気に入り。こちらは、上本町や天王寺で仕事をした帰りにこっそり買って帰っていました。
今日は、成城石井が布施にできた記念すべき日。4月17日は、週ひが的スモークサーモン記念日にしよう。
■成城石井近鉄東大阪店
住所:大阪府東大阪市長堂1-1-1 近鉄百貨店東大阪店 1F
電話番号:06-6783-1147
営業時間:10:00〜21:00
定休日:なし
アクセス:近鉄布施駅からすぐ
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