4月23日(木)、ラグビー・ニュージーランド学生代表(NZU)が関西国際空港に到着しました。屈強な25人に空港利用客の視線は釘付け。26日(日)第9回関西ラグビーまつりで、関西学生代表と対戦するための来日です。
地元メディアでは「今年のNZUは相当強い!」とされるチーム。噂は本当なのか、関西学生代表が付け入る隙はないのか。偵察取材を試みました。
リエゾン(異なる2チームのつなぎ役)を務める宗像サニックスの藤田タリグ洋一選手が誘導し、バスへ。茶目っ気たっぷりで、カメラに応えます。
一同がまず向かったのは、プール。宿舎でもグラウンドでもありません。長時間のフライトの影響を軽減させるためか、泉大津市健康増進センター内でプールトレーニングを行います。
たっぷりプールで汗を流し、いよいよ宿舎となる大阪体育大学へ。日本ツアーで使用するバッグの贈呈式を行い、関西滞在の予定や使用する施設などを確認します。
さあ、いよいよ大体大グラウンドへ。なんとNZUコーチが大体大ラグビー部のFW陣にクリニックを実施します。今回はラインアウトの指導。
クリニック後のミーティングが終わるとホッと一息。リビングに置かれたWi-Fiルーター周辺に選手たちが群がります。皆、日本がWi-Fi事情を知っており、「今のうちに」とメッセージ送信や調べ物をしているのです。
「彼らは日本のことをよく知っています。僕のチーム(サニックス)のことも話題にしていますよ」と藤田選手。トップリーグにニュージーランドの超有名選手たちが所属する昨今、本国でも日本のラグビーは注目されているのです。
歓談の後は、食堂へ。日本の学食が口にあうかと関係者を心配させていましたが、皆笑顔で食事を楽しんでいました。
長い1日目を終えたNZUのメンバー。日本1日目は無邪気で子供っぽさの見える、でも大迫力の25人でした。
関西学生代表はこんなNZUメンバーたち相手に、どういった戦いを見せてくれるのでしょうか。
■第9回関西ラグビーまつり
開催日時:2015年4月26日(日)
※NZU対関西学生代表は14時から
開催場所:東大阪市花園ラグビー場
主催:関西ラグビー協会・毎日新聞社
後援:大阪府、東大阪市、東大阪市教育委員会
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