4月24日(金)、奈良県庁へやってきた屈強な25人。バスが到着するやいなや、修学旅行中の中学生たちから歓声があがります。一体このムキムキの人たちは、誰?
何を隠そう、彼らはラグビー・ニュージーランド学生代表(NZU)。ラグビー王国ニュージーランドが生み出した最強学生軍団です。
4月26日(日)東大阪市花園ラグビー場で行われる第9回関西ラグビーまつりで関西学生代表との対戦を控え、現在訪日中。(来日時の様子はこちら)
この日は午前に大阪体育大学での練習を終え、つかの間の日本視察。大阪からほど近い、奈良へとやってきたのです。
<県庁前のせんとくん、「何このキャラクター?」と大ウケ。>
まず一同は県庁へ入り、前田副県知事に表敬訪問。
互いにあいさつが行われた後、「お寺にはどれくらいの歴史があるんでしょう?」「大仏はどこにあるんですか?」と、メンバーから質問が飛び出します。
<表敬訪問も、もちろんタンクトップ。>
表敬訪問後は待ちに待った観光。奈良といえばここ、東大寺へ向かいます。
南大門に向かう途中、NZUは奈良公園内の鹿に大興奮!「触るの初めて。クール!」と鹿せんべいを与えて手なづけます。
<鹿せんべいを持った選手は一気に人気者に。>
大仏殿へ入り、大仏のポーズの意味や大きさに興味津々の選手たち。仏像の一つ一つに反応しながら拝観します。
<「大仏のポーズってこう?」と思い出し中。>
<大学生のガイド係、ウィンフィールドさんの説明を聞きながら、銅鑼鳴らしにチャレンジする選手たち。>
<「大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴」をくぐり抜けようとチャレンジ。もちろんガタイが良すぎてくぐれません。>
ショッピングも堪能した選手たち。人気は刀の形の耳かきと漢字の書かれたリストバンド、そしてハローキティのグッズでした。
<「SAMURAI!」と叫びながら、耳かきでチャンバラを始める選手も!>
1時間ほど観光をした後はバスへ乗り込み、本日最後のイベント、花園ラグビー場の見学へ。「関西学生代表との決戦の地をひと目みたい」とのマネージャーきっての希望により、急遽訪問することに。
「いい芝だね」と暖かい日差しの中、第一グラウンドを見学し、軽くパスをし始めます。
<ふかふかと生えそろった芝生に、裸足になる選手も続々。>
ちょうど練習中だったトップリーグチーム・近鉄ライナーズの様子も見学。東大寺では童心に帰り大はしゃぎだった選手たちも、トップリーガーの練習を目の当たりにして目つきが変わります。
<15分ほど練習見学。>
ラグビー場見学を終え、この日は終了。選手たちは満足した表情で合宿所の大阪体大へと帰っていきました。
お茶目さ全開だった今回。しかし、26日の関西ラグビーまつりでは、真剣な「ラガーマンの顔」を見られることでしょう。NZUの力強いプレーと表情に、乞うご期待!
■第9回関西ラグビーまつり
開催日時:2015年4月26日(日)
※NZU対関西学生代表は14時から
開催場所:東大阪市花園ラグビー場
主催:関西ラグビー協会・毎日新聞社
後援:大阪府、東大阪市、東大阪市教育委員会
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