ラグビー発信者「ターヒドさん」が週刊ひがしおおさかに寄稿してくださる連載も8回目。
ネットを舞台にラグビーの試合と選手に関する知見を日々膨大に発信するインフルエンサーが、関西大学Aリーグの注目選手を週刊ひがしおおさか読者の皆さんにお届けしています。
今回は、11月17日(日)に行われた2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節前半の2試合から、今後も注目したい選手を1人ピックアップいただきました。
ターヒドさんの人となりを知りたい方は、編集長前田とYoutubeでコラボしました↓のでそちらを。
前回のピックアップ選手はこちら↓
ターヒドさんのX:@tahid_rugby
ターヒドさんのnote:https://note.com/tahid_rugby/
はじめにターヒドさんより
衝撃の結果となった上位校対決。戦前の予想を覆し、近畿大学と関西学院大学が見事な勝利。両校の素晴らしい戦いぶりに感銘を受けました。今回はリーグ3連覇中の王者京都産業大から衝撃の勝利を挙げた関西学院大から、今季存在感を高める2選手をピックアップ。
関西学院大学 vs 京都産業大学
安定したスクラムに加え、力強いフィールドプレーが光るPR大塚壮二郎(2年、関西学院)。
攻撃の起点となったセットプレーを支えるとともに、前に出るキャリーや前半終了間際の好プレー(京産大・小林への好タックル)など献身的なタックルでもチームに貢献。70分まで豊富な仕事量でファイトした(足を痛め退いたため、次戦の出場が気がかり)。
昨季まではHOでプレーしたが、U20日本代表候補合宿をきっかけに今季より左PRに転向し、U20トロフィーでも1番を担った。
今季リーグでは立命館戦で途中出場し、左PRとしての初登場を果たすと、スクラムの安定に寄与して逆転勝利に貢献。そこから4試合連続で先発を果たしている。
高校時代は1年時からNo8でレギュラーを務め花園に出場。その後はHOに転向し、3年時の花園出場はならなかったが、高校日本代表入りを果たす。大学では昨季1年生ながらリーグ2試合で先発し、大学選手権も経験。主戦場を移した今季はU20日本代表での活動を経て、さらなる飛躍を遂げている。
SH川原大(3年、大分舞鶴)は安定感のある働きぶりで推進力のあるアタックが持ち味のチームを支えている。京産戦では的確な球捌きと判断のいい長短のパスで、左右に振りゲインラインを切る攻撃をリード。60分のトライを生み出した好パスは見事だった。
高校時代は2年時から主力で3年時に花園出場。大学では、1学年上の金築達也、2学年上の坂原春光(ともに江東BS)の存在もあり、なかなか出場機会に恵まれなかったが、今季は春季トーナメント全3試合で先発するなど台頭をみせると、リーグもここまで全試合に先発中で9番の座をがっちりキープ。
チームは1敗を守りながらも最終節に敗れれば大学選手権出場を逃す。運命の近畿大学戦に向かう。
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