新たな風がライナーズに吹く日 東大阪出身横井隼、関西育ちの人羅奎太郎、推し要素しかない佐々木駿を熱き愛で迎えよう
フィフィタに木村に、補強は今年も要所を抑えているなと感じたのは春のこと。
9月、花園近鉄ライナーズは追加で新加入選手を発表しました。
FL(フランカー)の横井隼選手、HO(フッカー)のマヒナ・アルファネスタ選手、PR(プロップ)のレイルア・マーフィー選手。
7月に入団を発表した佐々木駿選手、パトリック・タファ選手、サム・トムソン選手、人羅奎太郎選手を合わせると、今シーズンの新加入選手は総勢13人となりました。昨シーズン14人が退団し、13人が加入。ほぼ同人数が入れ替わったことになります。
中でも週刊ひがしおおさかの推しは、、、
東大阪的に激アツな横井隼選手に、大学の頃から追ってきた人羅奎太郎選手。
横井選手は何を隠そう東大阪出身。中学は名門玉川中学です。たまちゅーっすよ、たまちゅー。
「ラグビーをはじめたときの目標がライナーズだった」と目を輝かせ話すその姿は、地元の名門チーム憧れてきた少年そのものです。
石見智翠館高校・東海大学出身で、大学時代は3年時からバックローとしての地位を築きFWリーダーに。
同学年の小野木晃英、吉本匠、片岡亮涼選手、齊野翔レフリーは大学時代からの顔なじみです。
トップリーガーになるために大学は4年を終えてもチームに残り、2021年4月に宗像サニックスに入団し。そして7月にライナーズへ電撃移籍しました。
つまり、中学生ぶりに東大阪を拠点に生活することに。
「久しぶりにこっちに戻ってきたら、街並みが変わっていましたね。最近閉店したイトーヨーカドーやイズミヤ…西岩田のサイゼリアにもよく行ってたので、なくなってショックです!」
なんてバリバリの地元トークも飛び出します。
土地勘と気さくさ、そして強靭なタックルを武器に、ライナーズでの成長と活躍が楽しみな選手の1人です。てかまた1人すごいFLを取ってしまったなライナーズ…。
もうひとりは、同志社大学出身の人羅奎太郎選手。関西大学ラグビーの顔として常に最前線を走ってきました。
東海大仰星高校、同志社大学出身の、生粋の関西育ち。関西学生代表としてニュージーランド遠征の経験も。
人気チームを引っ張る看板選手が、ライナーズに来たのです。
週刊ひがしおおさかでも彼が出る試合は常にチェックして、「こんなハーフのいるチームで試合がしたい」と周りを活かしたプレーを絶賛してきました。
その読みは間違っておらず、何番煎じかと思いながらも得意なプレーを聞くと
「キックとコミュニケーションです!」と人羅選手は明るく歯切れよく答えます。
天理大学出身のシオサイア・フィフィタ選手とは大学リーグで何度も競り合った仲。さらにプロップで今シーズン入団の文裕徹選手とは、同志社時代をともにした盟友です。
花園でのプレー経験もあり、すでに馴染みのあるホームグラウンド。彼がライナーズに来ることは、いたって自然なことでしょう。
純・関西育ちの名SHが生まれる瞬間に立ち会うため、推し続けよう。
そしてもうひとり、もうひとりだけ語らせてほしい。
記者ミホロボットが個人的に勝手に親近感をいだいているのが佐々木駿選手。
富山県出身の1989年生まれ、宗像サニックスから移籍の彼。
ミホロボットと学年は1つ違うけれど同年生まれ、そして尊敬してやまない漫画家、藤子・F・不二雄の出身地である富山県というだけで推せるのに、ライナーズの選手が頻繁に移籍したりされたりするサニックス出身と来たもんだ。推すしかありません。
すみません、断片的な情報だけ話してしまいましたが、選手としては、頼れるベテランPR(プロップ)。
関西のチームでのプレーは初めてで、「東大阪は都会ですね。メディアに出ていないたこ焼き屋、お好み焼き店を見つけたいです。あと、てっちりの店にも行きたい。」と、大阪初心者らしいコメントをしっかり述べてくれました。
もう推すしかありません。
チーム名称のリニューアルに、大規模な数の選手の入団。
すべては来る1月の開幕に向けて。そして、ディビジョン1昇格に向けて。
ライナーズの伝統は「近鉄漢(ライナーズマン)」として掲げられ、引き継がれ、未来を作っていきます。
我々にできることは選手1人1人とともに、愛をもって叫ぶこと。「WeAreLINERS」と!
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