5月15日に実施された近鉄長瀬駅周辺の3商店街合同のイベント「劇場通りプロジェクト CMコンテスト」に行ってきました。これは近大前商店会が中心となり、地元商店街を活性化させようと今までにないイベントを企画、昨年プロジェクトチームを立ち上げて準備を進めてきたものです。
弊サイトでも既報の通り、近畿大学の学生と商店街の皆さんがタッグを組んで1分のCMを製作するというユニークな同イベントは大学通りの中ほどに特設ステージを作り、予選を勝ち抜いた10作品が公開審査されました。会場には地元の商店さんらも焼き鳥やカレー、メロンパンなどの出店をオープン、お天気にも恵まれてカップルや家族連れなどたくさんの人が訪れていました。
会場入口には目を引く告知が
商店街ショップの出店も
16時からコンテストが開始。司会は安田欣司&エハラマサヒロさんがにぎやかに進行。まず先立って市のモデル事業ということで野田市長があいさつ、その後7名の審査員を紹介。審査員には近畿大学客員教授の大谷武文審査委員長をはじめ、東大阪長瀬駅前商店街進行組合の西谷忠明さんやオリンピック競泳のメダリスト・山本貴史さん、布施高校の女子学生さんなど多彩な顔ぶれがそろいました。
7名の多彩な審査委員の皆さん 会場もほぼ満席でコンテストを楽しむ
コンテストは予選を突破した10作品をモニターで紹介、本屋、飲食店、雀荘などジャンルに捕らわれないユニークで質の高い作品を順不同で上映し、製 作者がステージにインタビューに答えていくという進行で進みました。学生さんが多いこともあってインタビューに慣れなていないこともあり、ユニークな答え に司会の二人がツッコミを入れ、会場も大いに和んでいた様子。
ステージに上がって作品の説明やパフォーマンスをする応募者
全部の作品が紹介されたあと、審査員は別室に移って審査。その間、エハラマサヒロさんが持ちネタを披露、会場に来ていた人はもちろん隣接のマンショ ンの住民からも拍手を受け、「やっぱり地元はええなあ」と感激の様子でした。また、地元歌手による歌の披露もあり、来場者らは審査時間中を大いに楽しんで いました。
審査結果待ちの時間でパフォーマンスを披露
そしていよいよ審査結果の発表が18時ころに行われました。見事グランプリに選ばれたのは「お好み焼きてらまえ」のCMを作製した山岡聡さんほかに 決定!賞金の10万円を獲得しました。山岡さんは「びっくりしました。近大を巣立った人たちもCMをネットで見て戻ってきてほしい。賞金の10万円は商店 街活性化のため地元で消費したい」と主催者も大喜びのコメントを述べ、会場からも大きな拍手がわいていまいした。その他、審査員特別賞2作も紹介され、そ れぞれ賞金5万円を獲得。
グランプリを獲得した作品(左)と賞金を受け取る山岡さん
最後に西谷さんが「作品のレベルの高さに感心した。作り手と対象が良い関係を築いて良い作品が出来たと思う。これからも商店街と近畿大学が良い関係を続けてきたい」とあさつして盛り上がったイベンが終了しました。
なお、上映された10作品はYouTubeで見ることができます。
http://www.youtube.com/user/ChinDonYa3#g/u
文・写真 山下 伸司
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