ある日Twitterを見ていると、こんなツイートが流れてきました。
おはようございます!リゾット専門店108が10時8分をお知らせします。
お友達をご飯に誘うときなどにピッタリ!当店オリジナルLINEスタンプ「はらぺこきつね」販売中!… https://t.co/OglUlP6Kq5
— リゾット専門店108 (@risotto108) 2017年3月25日
リゾット専門店「108」が、リゾットじゃなくてLINEスタンプを作ってる?どういうこと?
気になった週刊ひがしおおさかは、さっそく取材へ行ってきました。
もはや説明は不要と思いますが、念のため。
LINEスタンプとはコミュニケーションアプリ「LINE」のトーク内で使用するイラスト。
企業が自社の宣伝として無料配布したり、人気キャラクターのものを有料でGETしたり…と、様々な種類があります。
最近では、「クリエイターズスタンプ」といって、申請すれば誰でもスタンプを作って販売することができるのです。
108では「はらぺこきつね」と題し、自作販売。40パターンを50コイン(120円)で購入できます。
「お店に愛着をもってほしいと思い、スタンプを作りました」と話すのは店主の阿達七海さん。妹の友海さんと、二人三脚で店舗を切り盛りしています。
スタンプのリリースは、開店1周年に合わせた昨年の10月8日。
「登場するきつねは、落書きから始まったんです。絵画としてお店の壁に飾るようになって、雑貨も作っていくうちに、お店のキャラクターになっていきました。」と友海さん。
「スタンプが流行しているし、作ってみよう」と制作を開始したのは、キャラクターが定着した頃。
ネタ出しは2人で行い、イラストは友海さんが担当しました。
とはいえ、40種類ものイラストを考えることはかなり大変。
作成前に2人で人気のスタンプを調べたところ、①シンプル②白っぽいキャラクター③シチュエーションを絞っているという共通点を見つけたそう。
そこで、「友人をごはんに誘う時に使ってもらいたい」と、食事のシチュエーションで使えるスタンプに絞って考案。
メインキャラクター108きつねの 「ビアンコ」を使い、シンプルで使いやすいキャラクターに。
1週間の審査期間を経て、今のスタンプが出来上がりました。
「下書きはいらない紙にペンでサッと描き、それをスマホに取り込んで、指で描いていきました。スマホだと、ちょっとした仕事の合間にできるんです。仕上げと色塗りはパソコンで…。楽しみながら作ったので、苦じゃありませんでした。少しでもお店の宣伝になれば嬉しいです。」と友海さん。
手軽に、楽しく。デザインするのはデザイナーだけじゃない。
誰だってクリエイターになれる、そんな時代が来ています。
自分たちでお店の魅力が発信できる可能性を、LINEスタンプで感じた記者でした。
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■108(ワン・オー・エイト)
住所:東大阪市永和2-2-29
TEL:06-6720-7127
営業時間:11:00~15:00、18:00~21:00(※ディナータイムは予約限定営業)
定休日:日・毎月15日
アクセス:近鉄奈良線河内永和駅/JR永和駅より東へ徒歩3分
駐車場:なし
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