花園商店街ふっかーつ!
東大阪市花園ラグビー場から一番近い商店街「花園商店街」がリニューアルオープンし、8月2日(金)オープニングセレモニーが行われました。
河内花園駅北側の花園商店街は57年前にアーケードができ、現在は30店舗の商店が立ち並ぶ1本道の商店街。
ラグビーファンが多く訪れる居酒屋「ラグビー酒場」や和食店が集結した小路「和横丁(なごみよこちょう)」など、有名スポットがあることでも知られています。
リニューアルしたのは街灯、電光掲示板、電柱、そしてアーケードの撤去。
街灯はラグビーボール、電光掲示板は日本代表カラーのラガーシャツがモチーフとなっています。
昨年の台風でアーケードが倒壊したことをきっかけに再興。ラグビーの聖地に一番近い商店街として、ラグビーをモチーフに再出発を切りました。
商店会長の前田正道さんは、再興の思いをこう話します。
「アーケードは薄暗いので前々から取りたかったんですが、金銭的になかなか実現しなかった。そんなとき、台風がありました。一時は立ち直れない思いでしたが、5分後には、ちょうど良かった、ラグビー風の商店街にしよう!と思い描いていました(笑)」
ちゃっかり…いや、台風にも負けない前向きな姿勢で昨年10月リニューアルへと舵を切りました。
オープニングセレモニーは、1本道の商店街を北から南の駅方向にパフォーマンスをしながらパレード。
なんとラグビーの試合風パレード。
商店街メンバーが、パス、スクラム、モールを組みながら前進します。
スクラムは3対3。ノーコンテスト(押し合いなし)でした。
けっこう本格的なルールに乗っ取り進むパフォーマンス。
東大阪あるあるなのかもしれませんが、地域の中で誰か1人はめちゃくちゃラグビーに詳しい人がいるので、細かいルールも抜かりないのだ。
ゴールラインが近づいてくると、最後は肩書のある偉い人達がランパス。
菱田英継東大阪市議会議長からのパスを受け取ったのは、野田市長です。
いよいよゴールラインへ。灼熱のアスファルトに、見事トライ!
パフォーマンス後は偉い人達のあいさつが30分ほど。東大阪政界オールスターたちが次々と紹介されていきます。
トライを決めた野田市長は、汗をかきながら「花園商店街が元気になることが、ラグビーワールドカップのレガシーになります。人が増えたね、地元が1番だねと思ってもらえるような商店街になってほしいです」としっかり締めてくれました。
花園商店街では現在ラグビーワールドカップに向け「外国人観光客への指差し会話帳など、外国人お出迎えの準備したい」と前田会長。
新たなラグビースポットが、ここに誕生しました。
8月3日のトンガ戦、そして9月から始まるラグビーワールドカップの際は、ぜひお立ち寄りを!
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