東大阪市議会、59議案を残したまま閉会 また一悶着

   

東大阪市議会の平成24年度第4回定例会が21日閉会した。10月の市長、市議選を受けて初めての定例会だったが、会派間の溝は埋まらず、採決に至っていなかった59議案を残したまま閉会となった。週刊ひがしおおさかが行なった電話取材での最終日の流れは以下の通り。

最終日の21日午前になっても各委員会で採決(多数決)に至らないことが確実に。

本会議にて、議長から各委員会における審議(話し合い)に期限を持たせる議案が上程(提案)された。

「話し合いの時間を区切るのはおかしい」という動議(意見)が出される
「議会日程通りに進行すべき」と言う動議が出される

本会議での採決の結果、「話し合いの時間を区切るのはおかしい。会期延長を」が否決され、「議会日程通りに進行すべき」が賛成多数で可決、と議長が判断。

採決が行われたので、休憩を議長が宣言。

休憩中、「議会日程通りに進行すべき」は多数ではなかったとの声が場外で噴出。

このまま本会議は再開されず、21日17時当初の取り決め通り、閉会。

提出されていた59議案は可否の判断をされないまま放置。←イマココ!

今後、採決に至らなかった59議案のうち、緊急性が高いものや重要性が高いものに関しては、市長の専決事項として行われる見通し。
専決事項に取り上げられなかったものに関しては、再度議案として提出する必要がある。

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