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- 常翔学園、東海大仰星ともに危なげなく元旦へ ~全国高校ラグビー大会~
30日近鉄花園ラグビー場では第91回全国高校ラグビー大会2回戦が行われた。シード校が登場し、大阪代表の残り2校、常翔学園と東海大仰星はそれぞれ仙台育英(宮城)、富山第一(富山)と対戦。ともに危なげなく勝利し、元旦の3回戦に駒を進めた。
第3グランド(多目的競技場)で行われた常翔学園対仙台育英は、立ち上がりから仙台育英の10佐藤のキックが冴え、FWで勝る常翔が獲得したエリアを仙台育英がキックで挽回する展開となった。
前半10分常翔は縦への連続攻撃から、ゴール前まで迫り、ラックから9岡田、2上田とつないでトライを奪う。対する仙台育英はすぐさまPGを成功させ、5-3と追い上げた。
高校生離れした精度を誇る10佐藤のキック
常翔はすぐに9岡田のトライで12-3とするが、またも仙台育英のPGで12-6と迫られ、前半を終了する。
後半、仙台育英がスコアすれば先が読めない展開になるところだったが、常翔はボールを展開させずに密集付近からのアタックに切り替える。早々にラックから左サイドをついて、最後は6岡居が突破してトライ。
この後も仙台育英ディフェンスをラインブレイクすると、トライを量産。9分には9岡田が反則の繰り返しでシンビンになるも、その影響も見られず。2年生15重の3トライを含み、後半だけで5トライをあげて突き放した。
センスある突破でトライを量産した2年生15重
仙台育英は前半接戦も、後半に入り足が止まっていた。
仙台育英 丹野博太監督:キックを中心にゲームを組み立て、もう少し慌てさせられるかと思ったが、さすがの一言。常翔学園には震災後多くの支援をいただいた。練習試合ではなく、花園で常翔と戦えたのが本当によかった。
常翔学園 重一生選手:(後半3トライをあげたことに)前半外に回してミスが多かったので、後半は近場でラインブレイクすることを心がけた。
試合後、選手を迎える丹野監督
同時刻に第2グランドで行われた、東海大仰星と富山第一は終始仰星が富山第一を圧倒。12トライを上げると同時に、富山第一に一点も与えず82-0で完勝した。
東海大仰星は全てにおいて富山第一を圧倒した
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