- Home
- 文部科学省が樟蔭東学園(若江西新町3)を行政指導 4億円超の不適切な融資
学校法人樟蔭東学園(東大阪市若江西新町3-1-8)が理事の小山昭夫氏に、4億円を超える不適切な融資をしたとして、8日文部科学省が行政指導を行なった。
バス停名は「樟蔭東前」だが、実質「ジョーシン前」
この問題の現在に至るまでの経緯
2007年 小山氏が樟蔭東学園に2億円を融資。小山氏が理事や評議員を指定できる合意文書が交わされる。
↓
小山氏の知人や部下が理事に。
↓
小山氏、融資した2億円を回収。
↓
2010年3月~2011年4月 樟蔭東学園が小山氏に4億8 000万円を融資。
↓
融資は別の学校法人の施設整備に使用。返済は5 000万円にとどまる。
↓
文部科学省と大阪府が「融資は不適切」として現金での即時回収を学園に繰り返し指導。
↓
2011年12月 小山氏は自らが所有する山林を学園に譲渡する代わりに債務を帳消しにする「代物弁済」を理事会に提案。
↓
理事会が全会一致で承認。
↓
2011年12月28日 契約を結ぶ
↓
2012年1月 文部科学省が学園側から事情聴取
↓
2012年3月8日 文部科学省が全額現金で返済させるよう学園に行政指導。3月末までに改善計画の提出を求める。←いまここ!
文部科学省は、代物弁済に充てられた山林では融資相当額を回収するのは困難と判断している。学校法人の資産は私学助成や授業料が含まれており、公的な性格を持つ。
樟蔭東学園は、山林に4億3 000万円の価値があると主張している。
写真・文:前田寛文@MaechanYK
参考サイト
「山林で代物返済」NO 文科省が4億8千万円融資の樟蔭東学園に行政指導 (SankeiBiz)
樟蔭東学園:顧問への融資 山林で代物弁済了承 (毎日新聞)
“
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。