5月26日、花園ラグビー場内の施設見学とライナーズの選手との交流イベント「高校ラグビーの聖地 近鉄花園ラグビー場 バックヤード見学と 近鉄ライナーズ選手との交流会ツアー」が行われた。主催は近畿日本鉄道。八戸ノ里駅駅長プロデュースまちあるきツアーシリーズの一環。
集合場所は東花園駅。40名近くの参加者にライナーズの選手が挨拶することからはじまる。今回同行したのは、河嶋選手、前田選手、ハベア選手、トンプソン選手、ラトゥイラ選手。簡単な自己紹介を終えると一路近鉄花園ラグビー場へ。トライ君像の横を抜け、スクラムロードを大勢で歩き、いつもの正面入口ではなく西側の関係者入口へ進む。
ラグビー場内に入ると第1グラウンド、ロッカールーム、シャワー室、記者席など普段入ることが出来ない裏側を探索。多くの参加者は選手と記念撮影をする。選手やスタッフからはとっておきの裏話も飛び出し、笑いががあふれていた。
トップリーグなどのハイレベルの試合でないと使われないロッカールーム
芝の養生についてお話を聞く
施設内を見学したあとは、練習グラウンドでラグビー体験。高キャプテンなど多くの選手がライシアウト、ゴールキック、タックルを選手たちに教えられながら楽しんだ。
ラグビー体験。人工芝グラウドで和やかに行われた。
昼食をはさんで、食堂で近鉄ライナーズやラグビーについての講義。この後に控えるリコーブラックラムズとの定期戦に向けて基礎を学ぶ。
ライナーズPRビデオも流される。個人的に欲しくなりました。
第2グラウンドに移動すると近鉄対リコー、伝統の定期戦が開始直前。東大阪出身の大西将太郎選手のキックオフで試合が開始されるころには、手に応援フラッグを持った参加者がバックスタンドに陣取った。
応援フラッグを持った参加者一同
汗ばむ陽気の中で行われた試合も熱戦となった。開始早々から立て続けにトライを奪われ、0-19で前半を終えたライナーズだが後半に入ると一変。敵陣深くに攻めこむと、オフロードパスを次々に決めて、着実にトライを重ね、28-19と逆転勝ちを納めた。
試合はライナーズの逆転勝利
奈良県から参加した女性2人組は「ロッカールームで選手と写真が撮れてグラウンドでは選手にタックルもできた。試合もライナーズが勝ったし、とても楽しかった。またこんな企画をして欲しい」と話していた。
取材・写真・文:前田寛文@MaechanYK
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