東大阪と奈良の県境に位置する、生駒山上遊園地。
東大阪人の常識である「冬の間、山頂は寒すぎるので休業している」を打ち破る事態が起こりました。

クリスマスに合わせ 、12月23日(土)24日(日)生駒山上遊園地が特別営業を実施したのです。
記者ミホロボットと娘の三四郎(ペンネーム)が行ってきたことをここに記します。

毎年12月〜3月中旬頃まで冬季休業中ですが、2日間限定のライトアップ。

開園は16:00〜20:00までの4時間。
日没まで少し時間のある16:00過ぎにケーブルカーに乗って訪れると、園内はすでに混み始めていました。

臨時のケーブルカーで発進！ファミリーやカップルをはじめ、グループなど結構大人の比率が高かったように思います。

休止中のメリーゴーランドや名物の飛行等を横目に奥へ進み、園の北端へ。東大阪側の景色が望める「星の広場」付近です。
イルミネーションやクリスマスツリーが飾られた特別仕様。スタッフさんがサンタやトナカイに扮して迎え入れてくれました。
普段は低年齢の幼児でも楽しめるアトラクションが揃う遊園地ですが、この日ばかりは焦点を夜景に合わせ3つの乗り物が稼働中。

飛行塔を臨みながら。待ってる時間も楽しい。

・サイクルモノレール
夕日を見ながら、ゆっくり写真を撮りながらの空中サイクリング。ペダルに足が届かない三四郎の代わりに必死に漕いで体が温まるミホロボット。我々が並んだ16:00過ぎは20組ほどの行列でしたが、18:00頃には長蛇の列。1時間20分待ちに。

絶景に見惚れる。自分で漕ぐので、ちょっと停まって景色を見てもOK。

・チェーンタワー
回転する空中ブランコ。身長制限が120cmなので、母のみ乗ることに。三四郎は笑顔で手を振ってくれました。風をダイレクトに浴び体が凍りますが、爽快感がすごい。

・DONDONどんぐリス
駐車場から園に登るための移動ツールですが、乗り物として楽しんじゃった。

ハートのモニュメントで写真を撮ろうと三四郎を誘うと、なぜか全力で拒否され1人で取る羽目に。

すべて楽しんだところでいよいよ日が暮れ、イルミネーションと夜景の光が一層輝き出します。
展望デッキから夜景を眺めたり、ハートのモニュメントの前で撮影したり…寒いけどそれを上回る絶景ったらもう！

晴れている日の昼間は明石海峡大橋まで見えるという。

クリスマス特別営業は、今回が初の取り組み。
「今年の夏にサイクルモノレールからの景色がsnsでバズって大人気となりました。クリスマスでもこの夜景を楽しんでもらいたいと実施が決まりました。」と支配人の徳丸さんは話します。

元ライナーズの選手であり、スタッフだった徳丸さん。11月から遊園地に勤務だ！

特別感ある演出と非日常な空間、サイコーでした。

さて次の特別開放は2024年1月1日、3:00～8:00の間駐車場を開放。山上から初日の出を拝めます。
遊園地は休園ですが、生駒山上から見る初日の出はサイコーなはず。
年末年始も生駒山上から目が離せない！

◼️生駒山上遊園地クリスマス特別営業(終了しました)
日時:12月23日(土)・24日(日)16:00〜20:00
場所: 〒630-0231 奈良県生駒市菜畑2312-1
入場料:無料

◼️初日の出 駐車場特別開放
日時:2024年1月1日 (月)3:00〜8:00 ※荒天中止
場所: 〒630-0231 奈良県生駒市菜畑2312-1 駐車場
料金:遊園地駐車料金 500円、スカイライン740円