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千葉でリコーを撃破!ライナーズ、接戦をものにする
- 2013/12/23
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- トップリーグ2013−2014, ライナーズ
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2013年12月22日(日)、近鉄ライナーズはトップリーグ2ndステージ第4節リコーブラックラムズ戦を千葉県千葉市フクダ電子アリーナで行い、24対19で勝利しました。
マンオブザマッチはトンプソンルーク選手。ヒーローインタビューでは「今日は苦しい試合だったが楽しかった。ファンの皆さん有難うございます」と、トンプソン選手らしい、ファンを大切にしたメッセージを出しました。

千葉までご苦労さん!とまずサポーターに声をかける旗振りオヤジさん
前節、目が覚めた様な快勝を見せたライナーズ。今節は関東遠征で宿敵・リコーに対してどんな戦いをするか、注目されました。

ビックゲインを魅せるリ・ヤン。トライを産む伏線となった。
開始5分、リコー陣内残り5mリコーボールスクラムで球出しが乱れると、ライナーズがターンオーバー。すぐにラックから8佐藤幹夫がトライ。

ラックから潜り込んだ佐藤幹夫。原田レフリーの笛にスタジアム中が注目する
ゴールも決まって7-0。直後の10分には10重光がしっかりPGを決めて10-0。幸先の良いスタートでした。

この日キックが絶好調だった重光
しかし近鉄は前半20分頃から徐々にペナルティが増えてきます。攻めこんでペナルティで陣地を戻される、、、の繰り返し。攻め切れずにフラストレーションがたまります。

31分、リコ・ギアのトライは重光らしい絶妙のステップから
自陣でのペナルティは、着実にリコー10河野が決め、ジワジワと追い上げ、前半終わって14-9。行方が全くわからない試合展開で、ハーフタイムへ。

どうやら名物らしい、牛タンつくね弁当。700円
後半に入ると、リコーも反則が増え、原田レフリーが笛を吹く場面が増えます。近鉄サポーターからも「オモロない!」コールが飛ぶ、爽快感のない展開に。
後半10分にリコーがトライを上げ、17-16。ついに1点差となると、スタジアム全体が緊張感に包まれます。互いにミスで取りきれない中、後半18分、リコー5ポヒヴァ大和が危険なプレーでシンビンに。

原田レフリーがイエローカードを出すと、スタンドのリコーファンからはため息が
リコーが1人少ない間にトライをあげ突き放したかったライナーズですが、攻め切れません。
関西から押し寄せたライナーズサポーターから、いらだちの声が上がり始めた後半28分、リコー陣内ゴールラインまであとすこしの位置で、マイボールスクラムを得ると9金が素早く右へ展開。一番右隅へ14田中が飛び込んでトライをあげ、24-16。1トライ1ゴールでは追いつけない点差に引き離します。

気迫をほとばしらせながら、田中が飛び込んでトライ!
後がなくなったリコーは猛ラッシュをかけます。スタンドからは「近鉄ノーペナルティー!」と叫び声が上がる中、後半37分ライナーズが自陣でノットロールアウェイの反則を犯すと、もちろんリコーはしっかりPGを決め、24-19。5点差に縮めて最後のワンプレーに賭けてきます。
必死のリコーにしっかりディフェンスをするライナーズ。それでも少しずつゲインするリコーとプレッシャーをかけるライナーズ。ハーフウェイラインを挟んだ、息詰まる攻防が後半40分を告げるホーンが鳴った後も、続きます。
そして、後半43分。ライナーズ15高がブレイクダウンでターンオーバー!ラックから途中から入った森が蹴りだして、試合終了!!

勝った!勝ったぞ!!
苦しみながら勝利して、勝点4を追加。2ndステージBグループを3勝1敗としたライナーズはリーグ3位となりました。次節は1月5日(日)福岡市レベルファイブスタジアムでコカ・コーラウェスト戦。
残り試合全勝でトップで日本選手権ワイルドカードは至上命題。この苦しみが、必ず2月に花開く!日本選手権で日本中をあっと言わせる日を信じ、駆け抜けろライナーズ!
文・写真:前田寛文 @MaechanYK
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