親子で見て、触れて、聴いて遊ぼう!つちやあゆみの木工アート展が東大阪市民美術センターで開催中!
初めまして!インターン生の大畑です。
今回は、東大阪市民美術センターで行われている「つちやあゆみの世界-歯車と音の遊園地-」という木工アート展を紹介します。
この特別展は、8月29日(日) まで行われ、木工アートの世界を親子で遊びながら体験できます。
本来は昨年の予定でしたが、コロナウイルスの影響で一度は計画がストップ。しかし、今年こそはと開催にこぎつけました。
コンセプトは「見て、触れて、聴いて」の3つ。絵画などの美術作品とは異なり、実際に作品に触れることができるインタラクティブアート(観客を作品、アートに参加させる芸術)です。
実際に作品に触れることができるイベントは、東大阪市民美術センターでは、初の試みとのこと。コロナ禍だからこそ、家族団らんのひと時を過ごしてほしいという思いで開催に至りました。
僕も実際に作品にふれながら遊んできました。
まずは、廃材となったイスの脚を木琴に作り替えた作品。宙にぶら下がった脚を棒で叩き、カエルの歌とドレミの歌を演奏してみました。
演奏できるか不安でしたが、子どもの頃から続けているピアノが趣味の僕。幼少期に培われたであろう相対音感を駆使し、リズミカルに音を鳴らしました。
楽しいという気持ちはもちろん、木のぬくもりから来る心地よい音色が、僕を包み込んでくれました。
次は「輪唱の〇(わ)」という、木球を転がすと音を奏でることができる作品へ。音板と音消し板を自由にはめかえ、自分で曲を作ることができます。来館されていた親子が体験されていました。
お母さん「次の音はなにかな?」 お子さん「ママー、一緒にこの音はめようね!」 僕「(ほっこりするな~、、)」と胸の中でつぶやいていました。
僕も実際に体験し、触れる楽しさだけではなく、音板を組み替えている時間も家族とのコミュニケーションの大切な時間になるんだなと感じました。
これらの作品のように、家族の時間を楽しむことができる数多くの作品が展示されています。
コロナ対策もバッチリ!
最初に木球を3つ借りるのですが、不特定多数の人が触らないよう一人ひとりバスケットに入れて渡されます。
子供たちは何色を借りるかを迷ったり、飽きたら別の色に変えて遊ぶ子供たちも。
なお、最終日には体験型のワークショップが行われますが、すでに予約で埋まっているとのこと。
2度めの特別展開催に期待を寄せましょう。
第3展示室には、「影と光」の作品が展示されていました。暗い部屋に展示された歯車の下からライトを照らすことで、陰影が壁に照らし出されます。
ほかの展示は明るい印象でしたが、ここでは影そのものが展示になっています。
影と光の関係が表現されていました。
これらの作品によって、人々に希望や勇気を与えられるのだなと、実際に触れてみて感じました。
作者のつちやあゆみさんは、歯車をメインに作品を制作されています。
これらの展示を通して、これらの作品が表現する「歯車」は、人と人との繋がりを示しているのではないかと感じました。
つちやあゆみさんにお会いする機会があれば、ぜひ「歯車」の答えをお聞きしたいですね。
では、また!
■つちやあゆみの世界 ー 歯車と音の遊園地 ー
開催日程:令和3年7月24日(土)~令和3年8月29日(日)
開催時間:10:00~17:00
※8月20日(金)は20:00まで開館(最終入場は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日が休館日)
会場:東大阪市民美術センター 第1・2・3展示室
入場料:500円
※但し、中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(介助者1名を含む)、65歳以上(生年月日記載があるものの提示が必要)は無料。
問合せ先:東大阪市民美術センター
電話:072 (964) 1313
FAX:072 (964) 1596
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