うなぎ屋、そこは厳格なルールとマナーが行き交う未知の世界・・・
敷居の高さゆえ思い切って足を踏み入れにくいという気持ち、よーくわかります。

嗚呼良い香り。
でもね、大丈夫。
産業道路沿いの「うなぎ屋 真 -SHiN-」なら、現代人へのうなぎの最適解を導き出してくれるのです。

場所は御厨栄町。ダイハツビルから東、歩道橋のすぐそばです。
まず店構え。開店時は看板が出ています。
絶妙にありがたいのは看板に値段がしっかり明記されているところ。

もちろんネットでも確認できるけど、店頭の情報って超重要だよね。
それなりに値が張ることを想定していくものの、店に入る前に一応確認しておきたいチキン野郎なので非常に助かります。
松竹梅逆じゃないの?となんて思うなかれ。
「寿司屋が松が一番格上なので、逆手を取ってうなぎ屋ではあえてこうしてるお店もあったそうです」とちょっと粋な計らいについて教えてくれたのは、店長の中川真緒さん。
真緒さんの名前の一文字をとった「真」は、共同経営者の中川雅貴さんとの二人三脚で2023年1月にオープンしました。

左から雅貴さん、真緒さん。
「今でこそリーズナブルな価格帯のうなぎ屋が増えましたが、数年前はまだまだ少なくて。飲食の新規事業として挑戦してみようと考えたんです」と、事業家の雅貴さんは経営者の目線できっかけを話します。

生まれは東大阪、育ちは高知の雅貴さんにちなんで、高知の地酒も。龍馬〜〜!

公式LINEやInstagram、Googleの案内が壁に。お子さんが描いたというイラストが可愛すぎる。
WEBサイトやSNSもバリバリ稼働させ、デリバリーサービスにも対応。そして値段も明確。
そんな新しく開かれた令和のうなぎ屋。
最近では八戸ノ里・小阪の食べ歩きイベント「なのはなバル」にも参加し大行列ができるなど、店を知ってもらうためのイベントにも積極的に参加します。
Google mapに公式で返事をしたりと、WEBへの意識もかなり高い。
そんな地道な努力が実ってか、最近は口コミでの来店も多いとのこと。

カウンターとテーブル席。店舗入口付近には4人掛けのテーブルもあり。
店内は和風ながらもカジュアルな雰囲気。
リーズナブルに気軽にうなぎを楽しめる環境が整っています。
で、お待たせしましたうなぎ。

うな重定食 梅(1尾)2800円。
ふっくらふわふわ、うま〜〜〜!やっぱりうなぎは最高だ・・・と思わせてくれる一杯。
なお今年の土用の丑の日は7月24日(水)と8月5日(月)です、お忘なきよう。
ご飯は甲賀産の特別栽培米「水鏡(みずかがみ)」、たれは「海洋深層水」を使用。
メニュー表をじっくり見ると、うなぎへのこだわりが。

日本人は本当にうなぎが好きだなぁ。
こういう情報を明記している気配りが、お店への信頼につながるって思うんですよね。
正直でありながら、質と味をちゃんと保証。ここにも新時代を感じます。

これまたフワフワな、う巻き(1200円)もおすすめ。
じっくり堪能したらお支払い。
そうそう、QRコード決済やクレジットも対応済みです。
うっかり財布を忘れたり、お金が足りなくてもセーフ!スマートに電子決済しちゃいましょう。

めっちゃ色んな決済方法に対応してる。ありがてぇ、ありがてぇ・・・!
看板にSNSにデリバリーにメニュー表に支払いに・・・やって当たり前の顔をしながらも、細かいところに抜かりなし。
スマホとともにある現代人へ向けている、という意識の高さをビシビシ感じます。
ということで、土用の丑の日は最先端の知恵と努力が詰まった「うなぎ屋 真」で。
うなぎ新時代、なんだかワクワクするぞ!
■うなぎ屋 真 -SHiN-
電話:06-6782-6542
住所:〒577-0036 東大阪市御厨栄町2-17-5
営業日:月~木11:00〜14:00、金~日・祝11:00〜14:00/17:00〜20:00
定休日:不定休
公式SNS:Instagram ・ LINE
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