ライナーズファンよ辛抱だ!ブレイブルーパス戦でも60失点、果たして夜明けはいつ来るのか

   

1月28日(土)、我らの花園近鉄ライナーズは東京・秩父宮ラグビー場に遠征。ジャパンラグビーリーグワンディビジョン1第6節にて東芝ブレイブルーパス東京と対戦し14-60で敗戦しました。これで、泥沼の開幕6連敗です。大敗を繰り返して、まさかの得失点差-243。

フィジカルで苦戦する現状で、元来より苦手なブレイブルーパス戦。旧トップリーグでも1度も勝てていない相手との対戦は、大敗を覚悟はしていました。先週の内容が良かっただけに…。

試合開始直後、風下からのアタック時に15マシレワの雑なオフロードが12岡村につながらず。ルーズボールをブレイブルーパス9小川にインゴールまで持ち込まれて失点すると、この日の最終スコアに不安がよぎります。

前半の27分で、4トライを献上し0-28。悲しくも見慣れた光景が東の聖地でも繰り広げられると、6菅原がブレイクして9ゲニアで取り切ったライナーズのファーストトライも反撃の狼煙とは感じられず。

前半終了間際のチャンスも、2回続けてマイボールラインアウトをロストし得点は奪えません。
後半も基本的には同じ展開。風上に立ちアタックの時間は幾分増えますが、それもノックオンやパスミスで継続できません。その間も着々とトライを積み上げるブレイブルーパス。
なんとか2トライ目が見られたのは、試合終了間際。23ガーデンバショップのインターセプトから10吉本がキックパスで右にせめて14ジョシュアがトライを奪いますが、スコアは60-14。

寂しさと、疲労感が噴き出る東京遠征になりました。

ライナーズは現状、相手チームの状況にあわせてトライを献上する「ものさし」になってしまっています。いつものようにコンタクトに負けて、いつものようにミスをして、いつもの様にトライを奪われる。その全ては余裕のなさ。フィジカルでの敗北で考える時間を奪われ、プレーの選択を誤る。
昨シーズン最下位のグリーンロケッツとは接戦。今季不振にあえぐスティーラーズには前半互角。優勝を狙えるほど充実するイーグルスやスピアーズには70点を奪われて、メンバーを落としたサンゴリアスには50点台。そして、ブレイブルーパス。
次戦2月5日の静岡ブルーレヴズは、ライナーズと最下位争いをするチーム。しかしシーズン開幕直前に大敗を喫しています。今から、メンバー発表が怖い。
ライナーズは根が深いこの課題を、果たしてどう解決するのか。

一方で、取り切れたアタックは2本ともにライナーズが目指す形であり光は見えます。
どうやっても今から入替戦回避は難しく。立ち上がれライナーズ。自分たちが信じたスタイルを実行するために、何を捨てて何を選択していくのか。
思考のプロセスこそかっこいいライナーズスタイルで、あの相手を恐怖に陥れるアタックを!

週刊ひがしおおさかではライナーズの試合の日の夜Twitterのspaceで反省会をしています。

反省会ではその日良かった選手をピックアップ。その後投票で週ひがMVPを選出。
今回は6菅原貴人選手です。次節もがんばってね!

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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