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【主観的見どころ解説】花園近鉄ライナーズvs日本製鉄釜石シーウェイブス 丸山凜太朗、参る!初出場でチームにパッションを
前節、清水建設江東ブルーシャークスに17-10で僅差の勝利を収めたライナーズ。
4勝3敗1分、勝点21。入替戦圏内(2位)のグリーンロケッツとの勝点差を3とし、3月22日第9節に挑みます。
対戦相手は現在最下位(8位)の日本製鉄釜石シーウェイブス。
一戦一戦を確実に積み上げ、順位と勝ち点を少しでも上へ。東大阪市花園ラグビー場にて12:00キックオフ。

さあ今節も、勝って笑うぞ!
花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するライナーズは、前シーズンでぶっちぎりの最下位。入替戦にも負け、ディビジョン1(1部)からディビジョン2(2部)に降格した。
1929年創部、日本有数の歴史ある古豪として今の立場に甘んじるわけにはいかない。今シーズンで絶対絶対絶対ディビジョン1に復活を遂げるんだ!
シーウェイブス戦の意味合い
混戦模様のディビジョン2。シーウェイブスは現在最下位だが、第6節で3位に食い込むレッドハリケーンズに勝利している。直近2試合でも5トライずつをあげて、キレのあるアタックを継続できている。
ライナーズとは第4節で対戦し3点差でなんとかライナーズが勝利も、後半35分までシーウェイブスがリードする展開だった。
最下位といっても、まったく安心はできない。なんならやり返される危険もある。
ライナーズが以前在籍していた頃(2022年)のような、上位と下位チームと圧倒的な差はない。
今シーズン、ライナーズは何度も「楽に勝てる相手と思ったらやられる」を体験してきた。その結果が今であり、ホスト花園で未だ勝てていない。気が引き締まるシーウェイブス戦だ。

前節はディフェンスを徹底し、地道なプレーで勝利をつかんだ。
ライナーズメンバー
1 田中 健太
2 金子 惠一
3 文 裕徹
4 サム・ジェフリーズ
5 サナイラ・ワクァ
6 パトリック・タファ
7 菅原 貴人
8 アキラ・イオアネ
9 ウィル・ゲニア
10 クウェイド・クーパー
11 セミシ・マシレワ
12 ステイリン パトリック
13 トム・ヘンドリクソン
14 木村 朋也
15 雲山 弘貴
16 松田 一真
17 岡本 慎太郎
18 ラタ・タンギマナ
19 松岡 勇
20 梅村 柊羽
21 人羅 奎太郎
22 丸山 凜太朗
23 片岡 涼亮
前節から大きく変えてきたのはリザーブ。丸山がライナーズ加入後初の公式戦メンバーに入る。期待値、注目度ともに高い。
また、アーリーエントリーで出場して以来、梅村が約2年ぶりに名を連ねた。クーパーは4節以来、ジェフリーズは3節以来のスタート出場となる。
キーマンインタビュー
向井 昭吾 ヘッドコーチ

チームの将来の話が聞けて嬉しかった。
Q リザーブメンバーが大きく入れ替わったが。
少しずつチームを伸ばしならが、新陳代謝もしなければいけない。若い選手を入れながら、変わっていくことが重要。
いろんな怪我や体調もあるが、今のベストメンバーだ。
Q 丸山選手の役割について。どういうことを期待しているか。
アタックではかなりボールを動かせるプレイヤー。ここで満足するプレーヤーではない。ジャパンに行くなら、アタックに加えディフェンス能力を高めてということが必要。プラン通りのプレーを遂行できる一人なので、ディフェンスとのバランスが良くなれば、選考の対象になると思う。
Q 梅村選手が抜擢されたが。
ラインアウトはスピードがあって良い。また賢くボールを動かす選手の1人。出たときにスペースにボールを運んだりできれば、面白い。
Q バックローの同ポジション争いについて。
キャプテン(タファ)が戻ってきたので、残りの1枠を1つの取り合っている状態。うれしい悲鳴。以前は怪我人が多い状況だったが、日本人選手が地道に伸びてきた。やってきたことは間違いなかったという思いはある。
22 丸山 凜太朗

福岡の方言がちょこちょこ入って、かっこよさ倍増。
Q初めてのメンバー入りだが。
ようやくジャージ着れる。あとはパフォーマンスを出すだけ。
Q 10番への思いは。
チームプレーの中で僕の色を出せると思うが、まずはチームプレー。その中でも、自分にしかできないプレーがあると思うので出していきたい。
Q クーパーなど参考になっていることは。
多くの世界的プレーヤーとプレーしてきたが、クウェードも新しい考えをもってる。
彼はよく「対応」と言う。事前に準備することも大事だが、相手に対応してプレーを柔軟に選択していけという考え。それも大事だと思う。自分にとっても幅になっている。
Q どういうことを期待されてると思うか。
安定したパフォーマンス。いつでもいける。
Qライナーズへは、日本人SOとしてのオファーだったと思うが。
そう。(外国人選手もいる中でも)自信をもって、負けていないと思うので。
自分の強みはスペースを見てアタックすること。あとはディフェンス。バチバチいきますよ。
Q 特に注力してきたことは。
すべてにおいて一貫性もってやってきた。
ファンの皆さんからもがんばってと声をもらでていた。がんばりたい。
Q 支えになったこと、大事にしてきたことは。
メンバーに入らなかったから適当にやるとかはない。常に一貫性をもってやることに注力してきた。それだけ。
20 梅村 柊羽

試合に出たくてウズウズしていた、クレバーな男。
Q 久しぶりの公式戦。緊張は?
言われた時は緊張したが、やることを覚えトークして合わせていら自信が出てきた。今は楽しみに思えている。
試合の実感もある。やっと出られる。爪痕を残したい。
Q 試合に出ていない期間を経て、どんな思いがあった?
歯痒い思いあったが、ようやく自分でグラウンドで体現できる。しまかぜ(メンバー外)の思いを背負ってがんばりたい。
Q どういうことを期待されているか?
ラインアウトの安定という面でも抜擢されていると思う。スクラムでもいけると思っている。
めっちゃ楽しみ。
Q 注目してほしいプレーは。
全部見てほしい。めちゃくちゃ走り回ってタックルして、キャリーして、全てをちゃんとやりたい。パシッとFWを締めてやりたい。
シーウェイブス戦の見どころ
なんと言っても丸山。今シーズン7月の加入から約8ヶ月、ついに公式戦初登場となる。
試合出場の機会を求めてライナーズにやってきたが、なかなかチャンスに恵まれない状況だった。そんな歯痒い日々も、力に変える。
2月に行われた三重ホンダヒートとの練習試合では先発出場し、存在感をアピールした。

試合2日前。公開練習の中、良い緊張感でゲーム形式の練習に取り組む丸山。
頼むぞ丸山、いけ丸山!ライナーズは君を待っていた。
安定したパフォーマンスと、ゲームコントロールのうまさで勝利に導いてくれ!
入替戦圏内に近づくため、とにかく泥臭く。1点差でも良い。1トライ、1プレーを大事に、勝ちを積み上げていこう。
ライナーズのメンバーを考察する動画
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