Instagram、X、noteなど様々なメディアを駆使し、ラグビー的ネット空間で良質なテキストを発信するインフルエンサー「ターヒド」さん。試合や選手にまつわる細かな発信を続けています。特筆すべきはその情報量で
「この人寝てる暇ある？！」
と多くのファンに心配されています。
ターヒドさんがどんな方か知りたい方は、先日YouTubeでコラボしました↓のでそちらを。

週刊ひがしおおさかでは、そんな稀有な発信者さんに昨年に引き続き記事を寄稿いただくことに。
2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの試合からピックアップして、注目していきたい選手を紹介いただきます。
ターヒドさんのInstagram：https://www.instagram.com/tahid_rugby/
ターヒドさんのX：@tahid_rugby
ターヒドさんのnote：https://note.com/tahid_rugby/

はじめにターヒドさんより

上位対決が始まる初戦となった第5節(11月2日開催分)は、京産は後半に一時追いつかれながらも相手を突き放して勝利。天理は7トライを積みながら相手をノースコアに抑えて快勝を収め、ともに開幕5連勝を飾りました。

太田 陸斗（京都産業大学）

今季、リザーブからの登場で存在感を示すSO/CTB/WTB/FB太田陸斗（2年/京都成章）がこの試合でも好パフォーマンスを披露して勝利に貢献した。

今季は開幕節に途中出場してリーグデビューを果たすと、そこから全試合にリザーブから出場して持ち味を発揮してきた。特にここ2試合（第3、4節）では高い出来を示してチームの連勝に寄与。

迎えた第5節も前半終了間際にWTB馬田琳平の負傷交替により登場。63分に同点に追いつかれる苦しい展開のなか、67分に自陣ラインアウトでボールを奪われたところからの相手アタックに対し、見事なタックルを決めてブレイクダウンターンオーバーからペナルティを誘発。そこを起点に勝ち越しトライが生まれ、その直後にも自陣深くで的確なディフェンスを披露した。76分には連続アタックでの前進から仕掛けたSH髙木城治のパスに走り込んで貴重なトライをマーク。

1年生だった昨季は大学選手権でA戦公式戦デビューを果たし、3試合に途中出場。今春は春季トーナメント全3試合を含む多くの試合で15番を背負い台頭をみせた。

攻守に安定感があり、的確なパスや巧みなランが魅力で、BK複数ポジションをこなす万能性も光る。京都成章では、2年時より主力に定着し、花園ではFBに入りベスト4に貢献。3年時はSOやインサイドセンターで活躍した。

第1節の摂南大学戦より。

チームは開幕5連勝。残り2戦となり、最終節には天理戦が控える。関西王者奪還、そして、その先の日本一へ、与えられた出番で役割を果たし、実力を示し続ける。