元旦でもラグビー?そんなの東大阪人なら当たり前ですよね!もちろん1月3日も花園に来ますよね?スポーツはやっぱり、ちょっとだけ予備知識があるくらいのほうが楽しですよね。
ということで、週刊ひがしおおさかでは、全試合を戦評と写真付きでレポート!同時に”その日の出来事”と題し、早わかり高校ラグビーガイドをお送りします。
大会4日目(1月1日)の出来事
・東海大仰星が41-5で伏見工に完勝。
・大会ベスト8が決定。
・注目のカードは、京都成章対東海大仰星。第1試合10時キックオフ。
・天理10林田が好プレー連発。準決勝でも活躍期待。
全試合レポート
4日目
第1グラウンド
天理31-23深谷
準々決勝進出をかけて、熱い戦いになった。お互いBKの速いアタックを強みとする両チームによって、ボールが動く試合になった。天理は9臼井、10林田を中心に多彩な展開でトライを奪う。深谷は10霜鳥、15山沢のキックを軸に巧妙な戦いでスコアを重ねる。天理が先制し深谷が後をピッタリ追走。終了間際、ここを取ればという局面でトライを奪ったのは天理。31-23、息詰まるナイスゲームだった。
石見智翠館24-19流経大柏
シード校同士の対戦。石見智翠館はFWで圧力をかける。流経大柏は11吉田の個人技でトライを奪うなど、シーソーゲームに持ち込む。ロスタイムに入ってから、10点ビハインドの流経大柏は展開しトライ。5点差と迫りラストワンプレー。自陣から我慢して攻めるも、最後はノックオンで力つきた。
東海大仰星41-5伏見工
試合開始すぐ、仰星は敵陣深くに攻め込むと、右ラックから出たボールを10岸岡が左ライン際へキックパス。11滝本がキャッチしてトライ。力の差を早々に見せつける。その後もノーラックラグビー全開で、6トライをあげた仰星が危なげなく勝利した。
佐賀工業12-58桐蔭学園
桐蔭のノーホイッスルトライで幕が開ける。右ラックからパスを受けた5石井がビッグゲイン。ゴール前に迫り、11大木に渡してトライを奪う。佐賀工業も前半終了間際に1トライを返すが、桐蔭学園はそれを上回るFW、BKの能力で9トライ。力差を見せつけた。
第3グラウンド
大阪桐蔭55-7関商工
接戦の末、抽選で2回戦を勝ち上がった関商工と、倒れない継続ラグビーで筑紫を破った大阪桐蔭の対戦。前半は激しいぶつかり合いが続くも、大阪桐蔭が9杉山の速い球出しからの連続攻撃で、3トライを決めリード。関商工は後半5分、ゴール直前ラックからキャプテン3森島がトライを決めたが、その後もボールを動かし続けた大阪桐蔭が6トライを決め、突き放す形で勝利した。
関西学院13-7國學院久我山
両チームミスが目立ち、鈍い立ち上がりのゲーム。前半は関西学院のPGのみで終える。後半25分、関西学院が敵陣ゴール直前でのラインアウトモールで押し、9山内が中央やや左へトライ。28分には久我山がトライで食らいつくも、終了直前に関西学院がPGを決め、準々決勝へと駒を進めた。
東福岡24-8長崎北陽台
前大会優勝校の東福岡に、1回戦から勝ち上がってきた長崎北陽台が挑む九州勢対決。先制したのは長崎北陽台。ハーフウェイライン中央で東福岡のパスを12岡崎がインターセプトし、走りきって右中間にトライを決める。しかし、コンタクトで優位に立つ東福岡。後半、長崎北陽台を無得点で抑え、王者の風格を見せつけた。
京都成章17-15國學栃木
1、2回戦ともに大勝した京都成章と、2回戦を接戦を勝ち抜いた國學院栃木の一戦。互いに堅いディフェンスを仕掛け、トライがないまま前半が終了。後半10分、京都成章15西川がディフェンスをするすると抜けトライ。これでペースをつかみ16分、19分と連続トライをあげる。國學院栃木は終了間際に猛攻を仕掛け2トライをあげるも、一歩及ばず17-15で京都成章が勝利を収めた。
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