<東大阪スイーツ図鑑 #38> cake house Myu 〜本物そっくり!たこ焼きシュークリーム〜
オレンジ屋根のかわいいお店。入ってみれば、It’s Cake House!! すべてが「絵本に出てくるお菓子のお店」を思わせる。それが八戸ノ里駅から南へ徒歩8分、中小阪の「cake house Myu」です。昨年12月、クリスマスシーズンに突如現れた東大阪スイーツ界の新星。今回は、そんなニュースターにおじゃましました。
■どんなお店?
旧中央環状線(大阪府道2号線沿い)、居酒屋さんなど飲食店が立ち並ぶなかに「cake house Myu」があります。こじんまりしたお店の入り口をくぐると、そこは夢にまで見たスイーツの世界。まるで絵本の中のような、色とりどりのかわいいスイーツたちが居並びます。
「開店準備の頃から、地域の人に助けられています」と、店主の新織美幸さん。店名の「Myu」は自信のお名前から来ています。八戸ノ里で生まれ育ち、なんと子供の頃にファミーユのお菓子教室に通われていたんだとか。
■イチオシの商品は?
目移りするほどかわいらしいケーキの中で、イチオシは「ふわふわ(400円)」です。スポンジケーキに生クリーム、そしてフレッシュなイチゴが、主張しつつそれでいてあっさりと仕上がっている、ケーキの王道。普通のショートケーキではなく、かわいさもおいしさも2倍増し(当社比)なのが、Myuのスタイルです。
また、遊び心いっぱいのTAKOYAKI(10個1000円、6個650円)も人気者。大阪人のソウルフード・たこ焼きを模した、シュークリーム盛り。ふんわりサクサクの一口サイズのシュークリームに、チョコレートでソースをパイ生地でかつお節を表現。見た人が必ずにこやかになる、Myuらしい一品。実はバレンタインデー用の予約では、一番人気なんだとか。
■研究しつくし、出た答えはグラデーション
「個人的にプリンが好きなので研究し尽くした」と新織さんが語るのは「おとなプリン(300円)」。ハイレベルでハイセンス。おいしいと言われるプリンを食べあるき、出た答えは「カラメルを上からかける」だそう。カラメルがプリン全体に行き渡り、キュッとした甘さとたまごの滑らかさが口全体に広がります。瓶の中に見えるブラウンとイエローのグラデーションも、さすがMyu。食べる前から楽しませてくれます。
■キャラクタケーキはみんなの笑顔をつくる
かわいらしい店内の壁面に、ずらっと並ぶのはキャラクターケーキの写真。Myuの大きな魅力の一つが、新織さんが描くキャラクターケーキたち。「見本さえあれば、どんなものでもかわいくできますよ。」という言葉に、週刊ひがしおおさかはもちろんトライくんの「走るバージョン(上半身)」をお願いしました。
どうでしょうこの色、このディティール。トライくんがこんなにかわいく仕上がりました。もちろん味も、ハイクオリティ。他のケーキたちと同じく、上品な甘さとフルーツで彩られています。
子供たちは、いえ大人たちもこんなケーキ屋さんを待っていました。取材中も子供から工事現場のおじさん、近所のおばあちゃんまでたくさんのファンがひっきりなしに来店されていました。「少しずつケーキの種類を増やし、地域の皆さんに頼られるお店にしたいです」と新織さん。楽しいおとぎの国が、中小阪に生まれました。
取材店舗データ
店名:cake house Myu
住所:東大阪市中小阪2−17-15
電話番号:06-6725-2277
営業時間:9:00〜売り切れ次第
駐車場:なし
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