もうすぐ始まる大相撲大阪場所(3月場所)を前に、元力士が営むちゃんこ鍋店が3月3日(日)にオープンします。
「ちゃんこ酒場 須磨」

以前は海鮮料理の「うをひろ(魚博)」があった場所。
週ひが読者なら、ピンと来る人もいるかもしれません。
そう、2022年5月に小阪に誕生した「おでんとホルモン煮 須磨」の2号店です。
八戸ノ里駅南側の八戸ノ里商店街東端に位置します。

「はん蔵」の右隣。
お店に立つのは高田川部屋出身の「須磨の海」さんです。週ひがでは親しみを込めて「須磨さん」と呼んでいるので、この記事でも須磨さんとお呼びします。

鍋の具材を持つ須磨さん。2人前ですが、かなりの量があります。
「相撲をやめたらちゃんこ屋というのはありきたりというか。相撲部屋でずっとちゃんこを作っていたので少し離れたかったんですよね」と、先述のおでんとホルモンが楽しめるお店をオープン。

「おでんとホルモン煮 須磨」は小阪駅南側のウラ小阪に。
「お客さんに言われた時やイベントではちゃんこを振る舞ったりしていました。『ちゃんこ屋をやってほしい』という声もあったりして、そろそろかなと」と、2号店のオープンを決断。
高田川部屋のちゃんこ鍋は「角界No.1の味」という評判が出るほど。そこで須磨さんは料理を担当されていました。
「当時作っていたちゃんこは、力士を太らせるために脂っこい味付けにしていました。ただここでは、万人受けするよう味付けを少し変えています」と須磨さん。

鶏肉や豚肉、野菜がたっぷりと入った塩ちゃんこ。
予約なしでは鶏ガラベースの高田川部屋名物「塩ちゃんこ」(1人前2200円/2人前〜注文)を提供します。また、おすすめは同店の名物である山芋をトッピング(1人前+300円)した「雪見ちゃんこ」。

仕上げの山芋を入れる須磨さん。大鉢が良く似合います。とろろが雪のように見えることから「雪見ちゃんこ」。
とろろが入っているので、よりさっぱりしているようにも感じます。お酒だけでなく、ご飯も進むこと間違いなし。一人暮らしのホッケー梶間は野菜を摂る機会がないので、定期的に通うことを誓いました。

かなり量が多いので、4人で2人前の注文もOKだとか。
予約をすれば甘辛い味付けの「しょう油ちゃんこ」や「ミソちゃんこ」(1人前2200円/2人前〜注文)も可能です。
また、ちゃんこ鍋だけでなく、高田川部屋で名物だった煮込みハンバーグやニラ玉など、一品料理も日替わりで4〜5品ラインナップ。

「高田川部屋といえば煮込みハンバーグ」というくらいの名物だったとか。
「飲食店は楽しいですね。相撲取りの時より充実してるかもしれません」と笑う須磨さん。今後はちゃんこ酒場須磨に立つ予定なので、小阪のお店は他のスタッフさんが切り盛りされます。須磨さんと話したい人は八戸ノ里のお店に行ってくださいね。

鍋の〆は、うどん・雑炊・中華そばから選べます。
最後に朗報!オープンに合わせ、3月3日(日)・4日(月)は対象のドリンクが1杯無料になります。
3月になりましたが、まだまだ寒い日が続きます。冷えた体に熱々のちゃんこはいかが?小阪のお店のようにすぐに人気店になる予感がするので、早めの訪問をおすすめします。

店内はカウンター席とテーブル席で19席。
■ちゃんこ酒場 須磨
住所:東大阪市下小阪5-10-12コーポ谷村1F
電話:080-9445-0024
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日:不定休
SNS:Instagram
予約:可能
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