新学期が始まり、子供たちは新しい習い事を探す時期ですね。東大阪なら、やっぱりラグビースクールでしょ！ということで、「東大阪ラグビースクール」「花園ラグビースクール」「布施ラグビースクール」の3校を順番に紹介。
最終回は、「布施ラグビースクール」をリポートします。

青と白ボーダーのラグビージャージ。

「布施ラグビースクール」の活動場所は布施近辺？いいえ、実は八戸ノ里駅が最寄りの布施工科高校。1988年、同高校校長の呼びかけにより、「子供たちがもっと土に触れる機会を作ろう」と出発。創立以来スクール生はこの地でプレーを続けてきました。

広〜い布施工高校のグラウンドで、めいっぱい体を動かせます。

ラグビー界のレジェンド・大西将太郎選手を輩出したことでも知られるこのスクール。
一体どんなスパルタ教育なんだろうか…とハラハラしていると、「厳しい指導はしていないんです。勝ち負けにこだわることなく、全員が楽しめること、それがモットーです」と校長の吉川さん。
なるほど。全員がボールに触れて楽しさを覚え、自分でプレーを考える。確かに「楽しい」から入るって大切です。

こんなにタックルされているにもかかわらず、笑顔を見せるスクール生。

ボールやスピードに慣れるよう、ボールを持って追いかけっこする幼児クラス。

現在スクール生は幼児～小学6年生の約60名。コーチは約20名。学年に分かれての練習です。

よく見ると、大人たちが練習に加わっています。
この日は6年生が卒業間近ということで、大人も子どもも交えた試合形式の練習が行われていました。
聞けば、「大人も子どもも、一緒になって練習することも多い」とのこと。

いつの間にか、吉川校長もプレーに加ってます。(写真中央)

鮮やかなノールックパス！大人も子どもも全力でぶつかります。

それだけでなく、保護者のお母さんたちで結成されたタッチフットラグビーの「女子部」もあります。3年前に立ち上げ、現在約10名で活動中。子供たちの練習見学のかたわら、自らもプレーしているのです。

「ルールも覚えられて、子どもとラグビーの話ができるのでとても楽しい」と女子部のみなさん。

子どもだけではなく大人まで。「みんなで楽しむ」が行き届いている、それが「布施ラグビースクール」。ここから、ラグビー界の新たなレジェンドが巣立っていくかもしれません。

まとめ
・ラグビー界のレジェンド、大西将太郎選手を輩出
・厳しさではなく、「楽しさ」を伝える
・子どもも大人も一緒にプレーする機会が多い

■布施ラグビースクール
活動日時：毎週日曜午前(変動あり)
練習場所：布施工科高等学校
対象：幼児～小学6年生まで(男女問わず)
入校問い合わせ先：suga@fuse-rs.com
090-3969-7946
詳細は公式サイトをご覧ください

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