最近何かと話題の、若江岩田の老舗和菓子店「菓匠庵 白穂」。
「なにわの名工」(大阪府優秀技能者表彰)を受賞したり、アイドルグループ「SKE48」の斉藤真木子さんが来店しTwitterで広まったり…。活躍の幅は店舗での製造販売にとどまりません。海外での講習会や地域でのイベント参加など、店舗外でも広がりを見せています。

今回紹介するのはこちら。
そんなネタたっぷりの白穂で、今最もホットなイベントが「白穂手作り和菓子体験」(参加費¥1,000/定員8人)。
店内でレクチャーを受けながら、自分で和菓子が作れちゃう体験教室です。
2~3ヶ月おきで不定期に開催されるこのイベント。毎回すぐに定員が埋まり、キャンセル待ちが出る人気ぶりです。
6回めが1月21日(土)に開催されると聞き、取材へ伺いました。

体験の様子。この日は午前と午後に分けて2回。「なにわの名工」店主の新澤さんが教えてくれるぞ!
集まったのは東大阪に住む親子や、SNSを見て申し込んだ応募者8人。この日は節分が近いこともあり、鬼の顔と花の練りきりを作ります。
練りきりとは、練ったあんに形や色をつけて細工した和菓子の一種。茶道でのお茶うけやお祝いの席なんかで登場する、和菓子界の中でも比較的上品な立ち位置のアレです。
用意されていたのは素材となるあんの塊と、成形するための道具。この一式を見ただけで和菓子職人になれそうな気がしてきます。

このセットで和菓子職人になりきれる。ここが若江岩田の「キッザニア 和菓子屋さんブース」か。
まずは比較的簡単な花を作ります。
1.こしあんをピンクのあんでつつみ、丸める
2.三角の棒で形作り。切りこみを入れて花びらをつくる
3.黄色いあんをザルで濾(こ)して、花粉部分をつくる
4.花びらの上に花粉をつけて完成!
はい、とっても簡単!ものの30分で完成しました。幼稚園くらいの子どもでも上手く作れています。
続いて鬼の練りきりも、基本的な作り方は同じ。
あんをまとめて、形をつけて、飾りをつけてはいできた!

「上手くできたから写真撮っていいよ!」と見せてくれた。確かに上手い。
実際に店舗に出している商品と同じ素材を使用しているので、味はもちろん保証付き。
1時間足らずで本格的な和菓子ができるのです。
何気なく買っている和菓子でも、自分で作ると「私の和菓子」。短い時間でどっぷりと職人気分にひたれました。
店内やSNSでの告知により「回を経るごとに、枠がすぐに埋まるようになってきました。これを機に、和菓子の世界を知るきっかけになるとうれしいです」と店主の新澤さん。今後も不定期で開催を予定しているとのこと。
お手軽に職人気分が味わえる和菓子体験。さあ、あなたも「若江岩田の名工」になろう!

子どもたちはもう夢中。もちろん大人のソロ参加も大歓迎!
■菓匠庵 白穂
住所:東大阪市若江本町1-4-21
TEL:06-6723-2075
営業時間:9:00~19:00(日曜日は9:00~18:00)
定休日:火(※火が祝日の場合は営業)
駐車場:あり
※和菓子体験は不定期開催。次回以降の詳細は公式サイト・店頭にて告知あり。
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