3月も中盤に入り、卒業式シーズン。東大阪でもちらほらと袴姿を見かけるようになりました。
毎年豪華な入学式の様子がメディアでもたくさん取り上げられる近畿大学(以下近大)でも、3月17日(土)卒業証書授与式が行われました。
入学式に負けじと、近大カラーに染まっているとのこと。その様子を見てきました!

会場へと向かう卒業生・保護者。すごい人だ…。
附属中学校の北隣にある記念会館で、式が行われます。会場へと向かう長蛇の列に並んで歩き、開式ギリギリに入ると…。

吹奏楽部だ!
鳴り響くファンファーレとともに、開幕。
それと同時に目に飛び込んできたのは、まるでライブ会場のような光景!

うわーっ!ぎっしり。1Fは卒業生席、2Fは保護者席。
それもそのはず。今年の卒業生は7301名。うち、東大阪キャンパス在学の5324名がこの場所で卒業式を迎えます。
国歌斉唱、卒業証書・学位記授与、学長式辞…これだけでも見応え十分ですが、週ひがの重要コンテンツとなっているあの人を忘れてはなりません。そう、野田義和市長です。

今日も来ていると思っていました!
「4年間、あるいはそれ以上の数年間を学んだみなさん、おめでとうございます」と色々な人に配慮したあいさつをする野田市長。
新たな道を歩む卒業生に向け、「やるかやらないかで迷ったときは、やるという選択肢を歩んでほしい」と激励を送ります。

キリリとしまった表情になる卒業生。
さらにゲストスピーカーとして、芸人・ピースの又吉直樹さんが登壇。

おお、本物だ…背は意外と小さいな…とミーハー心たっぷりにシャッターを切ります。
過去の卒業式では橋下徹さん(平成28年度)、山中伸弥さん(平成27年度)などのゲストを招いてきました。今年は誰か来るのか、来たとして誰なのか…サプライズのため何も知らされていなかった卒業生。思わぬゲストの登場に、会場はワッと盛り上がります。

「すごーい!」「本物やー!意外と小さい~!」と飛び交う声。みんな思うことは同じだね。
「ぼくは全然人気が出なくて、芸名を「又吉万国博覧会」に変えようとしたこともありました。(辛くて)排水溝を見つめているだけの時間もありました。でも、もがいている中で尊敬する人と出会えたり、自分が表現する場を与えてもらったり、少しずつ自信につながっていきました。世の中に出た時、思い描いていなかった結果になることがたくさんありますが、それを乗り越えていってほしい」とエールを送ります。

大画面に映し出される又吉さん。
15分のスピーチを終え、会場を後にしました。

会場裏では記者会見も行われ、「近大はサッカーが強いので、自分が近大生ならサークルや部活でやってみたい」とコメント。
卒業式は校歌斉唱を終え、閉式。
ですが、週ひがの仕事はここから。そう、ラグビー部の面々を探さねば!と練習グラウンドへ。

1~3年は外普通に練習日。卒業生はみんなグラウンド横を通って帰るので、良いPRになってる気がする。
NTTコミュニケーションズへの入団が決定している、前キャプテン・喜連航平選手を発見!

今日はジャージではなく、スーツに水玉のネクタイの喜連選手。
「この4年間でラグビーを通じて仲間がたくさんでき、充実した4年間でした。後輩には、今しかできないことを精一杯やってほしいです」と、次の世代へバトンを渡します。

「関西制覇を後輩に託します!」と卒業するラグビー部員。
結局最後はいつものようにラグビー推しですみません。
マンモス大学ならではの、どこを切り取っても見応え充分、それぞれの思いがつまった卒業式となりました。未来ある若者に、幸あれ!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。