屋外イベントの大敵、雨。
雨天中止、雨天延期、雨天決行…イベント主催経験者ならわかる、その恐ろしさ。中止になっても準備したものが残って赤字だし、決行にしても全然人が来ない…なんてしょっぱい経験、週刊ひがしおおさかは何度も経験しました。
さて、そんな最大の敵が東大阪の一大イベントにぶつかりました。「第41回東大阪市民ふれあい祭り」です。
1週間前の予報ではすでに雨でしたが、5月12日(土)の前夜祭で天気はなんとか持ちこたえました。
しかし本番の5月13日(日)、奴は猛威を振るい、14時30分には大雨警報が発令。16時の終了前に、中止となりました。
朝7時の搬入時点では曇り空でしたが、9時30分のパレード開始直前「待ってました!」とばかりに一気に雨が降り出します。
頼む、小雨で勘弁してくれ~!みんなの願いを跳ねのけるかのように、雨粒が傘にビートを刻みます。
開会式での野田市長のあいさつも、「今日は雨が降っちゃいましたが…」から始まります。
中止だなんて絶対にしない!そんな思いが会場にこだまする中、ハーレーを筆頭にパレード開始。
この日は芸人「モンスターエンジン」もパレードに参列。人力台車に乗って手を振ると、沿道からは雨音とともにパチパチと拍手が聞こえます。
それに続いて、各参列団体の行進が始まります。「交通安全」や「覚せい剤使用はダメ、絶対」などを訴える啓発運動系から吹奏楽、ダンスの披露までバラエティ豊か。
パレードが終わる頃にはさらに勢いを増す雨。各模擬店苦戦しながらも、なんとか来場者を呼び込みます。
テント内での体験系イベントは雨宿りもできるので、比較的にぎわっています。
模擬店もステージも健闘するものの、13時を過ぎる頃には土砂降りとなり道路がプール状態。
「花園公園の芝生広場はすでに打ち切りになった」と情報が飛び込んできます。
そして14時30分、大雨警報発令と同時にイベント中止が言い渡されます。
すべてのブースがいそいそと片付けに入る中、最後まで持ちこたえたのはHOS平面駐車場「ふれあいタウンステージ」会場。週ひがもお手伝いした、なのはなバルのグルメ屋台やステージなどが集まる場所です。
各店舗趣向を凝らしたメニューを用意した「なのはなバル」の各店舗。この日のために練習してきた演目を、土砂降りの中披露する演者たち。最後のステージが終わると、会場からは拍手が。えらい、えらいぞ!
大雨に振られ、ステージも模擬店も参加者も全部ボットボトになった今回のふれあい祭り。でも、この写真を見てください。
雨でも、ちゃんと来場者で埋め尽くされた会場。これぞふれあい祭り。どんな天気でも、そこそこの東大阪人が参加しているのです。恐るべし、モンスター級イベント。改めて、東大阪の一大イベントのすごさを感じる祭りとなりました。みなさん、お疲れ様でした!
■第41回東大阪市民ふれあい祭り
日時:2018年5月13日(日) 9:30~16:00
場所:ふれあい通り会場(近鉄布施駅~八戸ノ里駅)
日時:2018年5月13日(日) 10:00~16:00
場所:花園中央公園会場
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